2013年03月29日
春の釣り、爛漫!!
春休みも残り僅か。
じゅにです^^
ここんところ、なかなかブログのアップが出来ていませんでした。
毎日チェックしてくれてる方々には申し訳ないです。。
釣りに行ってなかった訳ではありませんので、今回はダイジェストで一挙放送です^^!!
3月13日
この日は、ハワイから帰って一発目の釣りでした♪
大潮の満潮からの下げ狙いだったかな^^
ホームウェーディングです^^v
ボラのライズから、多少バチも抜けてるんだろうと、攻めてみると・・・

セイゴサイズですが釣れて来てくれました!
しかしこの後続かず、ボラを追加して早上がりに♪
3月19日
この日は、僕が春になるとやらずにはいられない釣りに♪
家の前を流れる川に、エリアトラウト用のULタックルでサイトフィッシングで挑みます^^
しばらくすると、フィーディングスポットに魚影が。
雨の濁りと、春の日差しを反射する川面。
速い流れを計算してキャストし、鼻先にエサを流します。
デカい尾びれが川面を揺るがし、ラインを通してかすかなバイトの感触。

0.4号のPEラインが春風を受けて糸鳴りがし、ドラグが心地よく鳴ります。

伊勢尼2号に白米を三粒ほどつけて釣りました♪
遠目で喰わせると、にやけてしまうのです^^

本日、ラインブレイクは無し。

春の日差しが降り注ぐ午後の河原。
鯉たちは、恋の季節とでも言わんばかりに、次々と現れ、餌を吸い込む。

中には、全身でジャンプして、スリリングなファイトをしてくれる個体もいました。

六匹くらい釣ったかな♪

3月25日
この日は、好調だという紀北エリアにシーバス狙い。
シーバスはやったことのない場所での釣りでしたが、一投目からタックルハウスの「M」にナイスサイズがヒット!!
激しいヘッドシェイクでルアーを飛ばされましたが、二投目に同じ場所を、少しコースを変えて通すと再びヒット!!
ずいぶんとサイズは落ちましたが、アウェイでの一尾は嬉しい。

With Tackle

サイズは50cm強、といったところでしょうかね^^
スレ掛かりで怪我をさせてしまいましたが、元気に泳いで行ってくれました♪

この後、ウェーディングで粘りましたが、これっきりでした。
翌26日。
この日は、釣り初心者の後輩の男の子と、同期の女の子の3人で中紀の漁港まで、餌釣りに行って参りました^^♪
釣れるお魚は、スズメダイやベラ、良くてもガシラですが、それだけで楽しい。

帰りには、和歌山市六十谷の「四天王ラーメン」へ♪

チャーシューの厚さ=幸せです。
そして昨晩から今朝にかけて、damwa.aさんと、Nさん(仮名)とワタクシで中紀~紀北を狙える魚を狙ってランガン♪
最初のポイントは、Nさんが最近マゴチを揚げた場所。
一応チヌ狙いでスタート。
しばらく沈黙ですが、潮の動き出しに、ボトムバンプ&ステイさせていた僕にヒット!!
妙な引きで上がってきたのは…

小振りですが、マゴチです!!
デコイ タンクヘッド3.5g+ジャッカル ウェーバーシュリンプ2.8インチ
初マゴチ、うれしいです!

Nさん、ブツ持ち撮っていただきありがとうございました!
すぐに〆て、キャスト!
海中のルアーをイメージして動かします。
「逃げる餌」は常に捕食者の本能を刺激します。
アピールするだけではなく、ステイさせて、濁った水にルアーを隠す。捕食者は、それまで追い駆けていた餌を見失い、「どこいった!?」と辺りを興奮して探し回る。
そのタイミングでルアーを、あたかも逃げるエビのように「ぴょんぴょーん」と強烈にアピール!
たまらず飛びつき、僕のロッドが手元にそれを伝える。
ヒット!!
頭の中のイメージが形になった時、僕は「やっぱりルアーフィッシングは面白い!!」と思えるのです。
ワールドシャウラ2651R-2が弧を描く!
タモに収まり、無事ランディング♪

デカくはないけど、綺麗でカッコいいキビレです!
With Tackle

ズル引きでも釣れるかもしれないけど、僕はこうやって釣った方が楽しい^^
その後Nさんがボンボンで一回り小さいキビレを追加し、このポイントは終了。
その次に向かったポイントでは、damwa.aさんが、なんとメバル、アジ狙いで、キスをキャッチ!
しかし、他は何も当たらないので、アジを探して転々と移動を繰り返す。
とある漁港の常夜灯で、Nさんがアジをキャッチ。
damwa.aさんもキャッチ!
僕は1バイトのみ。。
アジング、難しいなぁ^^
といっても、僕も舐めてました。
ジグヘッドは1.5gしか持ってなかったし、ワームも2種類程度。
奥の深さと、面白さを教えてもらえました。
次のポイントは先行者アリでしたが、一投目からヒット!

20cmの綺麗なアジ!
よく引きました!
その次のキャストでも掛けた!

素晴らしいコンディション。
釣れたら即〆です。
しかしやっぱり難しい。
バイトは中層~ボトムでのフォール中のみ。
しかしたまにライズもあって、表層でも釣れる。
でも基本はボトム付近。
ロッドでアクションを入れて、フォール。
コン

こんな感じ^^v
しかしお二人とも上手!
明らかに僕よりいいペースで釣りはります。
超タフな時間もあったりで、明け方まで粘って、結局僕は5匹。
それからは、ボトムで多発する、ちっこいガシラの当たりで癒されてましたww

Nさん、damwa.aさん、いろいろ教えていただき、本当にありがとうございました!
とても勉強になりました!
また、時間が合えば、誘ってください^^♪
と、まあこんな感じで釣っております!
残り少ない春休みですが、オフショアの予定もあり、満喫したいと思っております^^v
<tackle Date>
seabass
rod:PALMS サーフスター93SP
reel:SHIMANO バイオマスターSW4000PG
line:SHIMANO パワープロ1号
Kurodai&Flathead
rod:SHIMANO ワールドシャウラ2651r-2
reel:SHIMANO レアニウムCI4 V2 C3000
line:パワープロ1号
Aji
rod:PALMS エルア ピンウィールPKGS-79
reel:DAIWA カルディアKIX2004W
2013年03月20日
楽園を求めて~HAWAII "Big island" ハワイ島Day4&5~
はっ!っと目が覚める。
どうやらあまりの眠気に、ベッドに倒れこんで少し寝てしまったようだ。
次の日は朝6時に集合の予定。
アラームもセットせずに寝てしまっては危険。
目が覚めた幸運を感じながらシャワーを浴び、ベッドに入ったのであった。。
じゅにです。
暗いうちにホテルを出る。
集合場所は、路地を挟んでお隣のホテル・マリオット リゾート&スパ。
ガイドブックによると「高級ホテル」に分類されている。
誰もいないロビー。
無駄にウロウロして楽しむ(笑)
ツアーのバスに乗り込み、ホノルル空港へ。
眠たくて寝てましたが気付いたらハワイ島、ヒロ空港に到着!
ハワイ島は"Big island"の通り、諸島内で一番大きな島だ。
普段は20~30人のツアーだそうだが今回は7人。
ローカルと3日間接した僕としては、参加者全員日本人は最初は興冷めに感じた。
でもみんなとってもいい人たち!
楽しい旅になりました!
ツアーのバンで出発!

こんな車^^

ツアーガイドのトーマスは日系三世。
ハワイのことはもとより、日本のことにも大変詳しい。
文化、土地、県の花、県の木まで!
彼の博識ぶりに、我々参加者は終始、舌を巻きっぱなしであった!
おまけに、ジョークも上手い!!^^
時にはバンの中が、拍手喝采!
素晴らしいガイドでした!!
ヒロの町は、アメリカ合衆国でも最も雨の多い街の一つ。
しかし、この青空!!

最初は「黒砂海岸」へ♪

まだ歴史的に新しい島、ハワイ島。
海底火山の噴火で隆起してできた島。
今なお、広がり続けている。
だから、海岸線の磯もこんな感じ。

固まった溶岩そのものなのだ!
これが、波で削られ、砂になる。
だから、黒砂。

緑色の美しい砂も見えるだろうか?
これも火山由来の鉱物。
名前を教えてもらったけど忘れちゃいました。。
ちなみに、ハワイ島にはこの緑の鉱物のみで出来た、「緑砂海岸」もあるという。

腰に錘を巻いた女性が海に入っていく。
誰が書いたのだろう…

このビーチで想いを願うとかなうのかな?^^
近くの入り江にはアオウミガメがいます。
この写真に写ってるだけで3頭います♪

お次は有名なお菓子屋さん、「BIG ISLAND CANDIES」へ♪

有名なコナ・コーヒーをいただき、店内を散策♪
試食をしまくり、おいしいお菓子を見つけると、何度かたまたま通りかかったふりしてパクパク(笑)
でもしっかり$70くらいお買い上げ♪
買わなかったけどこんなのもあったよ^^


ランチは「スカイガーデン・レストラン」へ♪

ビュッフェスタイルで、野菜もたっぷり!
この旅が始まって初めて、まともに野菜を食べた気が…^^;

この次のお皿は野菜オンリーになりました^^
ちなみに、ガイドのトーマス曰く、「ここ、ヒロの水はハワイ一おいしい!」だそう。
確かにおいしいお水でしたよ♪

そこから、ハワイ島の日本庭園、Liliuokalani Gardensへ♪
こんな入り江の近くにあります。



でも、庭木は椰子の木やガジュマルww
途中で切っちゃうとこんなかわいい椰子の木が出来るんだなぁ

セルフで撮影。
何やってんだか・・・(笑)

池にはなぜかバラクーダ^^;

カダヤシの群れにボイルしてました(笑)
こんな立派なお茶室もあったり。。

近くにはあの有名なカメハメハ大王像

ぜひ、ロッド片手に同じポーズで撮りたかった…!
しばらく走ると

レインボーフォールズ!
ちょいとおふざけ^^

あの滝壺、モンスターフィッシュの香りがします(笑)
熱帯雨林を抜けると

上流にも出られます。

ピーコックバスがいそうな川にムラムラしてましたww
またバスで移動して、昔に、溶岩が通って空いたという洞窟へ!
熱帯雨林を歩くと、

突然現れます!

中はひんやり…

ここを溶岩が流れてたんだと思うと、ちょっと神秘的な気分になりますよね^^

ここからツアーは、どんどん火山方向へ!
キラウエア火山を中心とする溶岩帯へ、バンは走ります。
ゆるやかな坂を車は走っていますが、すでに標高は4000m超!!
熱帯雨林が、林に変わり、いきなり砂漠に!!

あちらこちらに火口があります!

この巨大な火口、中央に、ハイキングコースがありました。

所々、蒸気が地面から吹き出してるし!!

この蒸気、全身を包まれると、めっちゃ熱いです!

地球は生き物なんだと、感じます。
かつて、600m上空まで溶岩を吹き出して出来た山があるという。

デカい・・・

ハワイ州の鳥、ネネにも会えるかと思ったけど、残念ながら出会えず。
砂漠に、水鳥。

車は、溶岩で出来た大平原へ。

デカい・・・

なんてでっかいんだ!!

もう、なんというか…
自分が小さい。
感動しすぎてました…

神秘は、足元にも落ちていた。
神、ペレ。
彼女が怒りを覚えると、火山が噴火する。
すると、キラキラと、50cmほどの金色に輝くペレの髪が空中を舞うという。。
以前に降った、ペレの髪。
小さく折れてはいたが、確かにあった!

そして、ついにキラウエア火口へ!

夜になると、あの蒸気が赤く見えるのだそうだ。
すげー
ハワイに行くなら、ここも来るべきですよ。。

博物館には、ペレの髪、涙など、たくさんの資料がありました。


溶岩に落ちた、調査隊の衣服。

トーマス・ジャガーミュージアム

ツアーは最後に、ハワイの定番中の定番のお土産!マウナロア・マカダミアナッツ工場へ♪

ここでもお土産購入。
テラスでアイス食べました^^

お味は…まあ、二の次ですね(笑)

帰りの飛行機に乗り込み、ハワイ島を去る。
一人で来た僕に仲良くしてくださったツアーの皆さん、本当にありがとう!
"Big island" は、名前の通り、超ビッグだった…!!
ホノルルに着いた僕たちは、ホテルまで送ってくれるバスに向かう。
ここでも、超ビッグなサプライズが待っていた!!
バスに向かうと、ツアーコンダクターが、何やら、バスの前に停まっている、超ゴージャスなリムジンの扉を開けだした。
こちらでございます。
うっひょ~!!

オイラ、幸せだぜ~^^!
てっきり向こうのバンだと思ってたよ~
一人の僕は、助手席に!!
緊張して運転手に話しかけると日本人でした!
30年ハワイでドライバーをしている超紳士&ナイスガイ!
「なんでリムジンなんですか??」
「ん? たまたまだよ」
最高の乗り心地。
フォード製の1000万の乗り心地(笑)
車窓の風景も磨きがかかりますw

最高の眺め


興奮しすぎで恥ずかしい(笑)
途中の、ホテル・シェラトン ワイキキで皆さん降りられます。

硬い握手で皆さんとお別れ。
一期一会。
旅は楽しいなぁ
さて、一人になりました!!^^
サイコ~!(笑)

運転手さんに撮ってもらいました(笑)
あ、ちなみに、この運転手さんもパピオが大好きだそうです(笑)
ホテルについて、荷をおろし、先日見れなかったフラショーを見に行ってみました♪
終わりかけでしたけど、これぞ、ハワイ。

ワイキキが夕闇に包まれ、また違った雰囲気に♪

ディナーを食べに行く途中、こんなアメリカンなバイクも^^

レインボウ・ドライブイン。

またまたプレートランチ(笑)

硬いステーキに、フライドチキン×2、マヒマヒのフライ、山盛りのマカロニサラダ、ライスボール×2。
これぞ、ハワイ(笑)
明日が最終日。
このハワイともお別れだ。
楽しかったぜ!!
翌朝はゆっくりと起床。
朝のワイキキを散歩してみました♪

皆ランニングしたり、ビーチバレーを楽しんだり…
気持ちいい朝。
ビーチの堤防に人が集まってます。
僕も覗き込むと、
!?

ボーンフィッシュやん!!
5~7ポンドクラスのボーンがいっぱい!
皆餌付けされてるんだ。。
そこらじゅうに居ます^^;

こんなのも♪

よく見ると、餌をやってないところでも、あちこちでビッグ・ボーンがテーリングしてます。
まあ、もちろん

ですけどね^^
ホノルル空港までは、バスに乗ることに。

のんびり、2時間近くかけ、バスは空港に着く。
飛行機を待ってる間に、ハワイの空気を肺いっぱいに吸い込む。
この5日間、本当にいろいろあった。
思い出を振り返ってるうちに、搭乗が始まり、旅が終わる。
帰りはトレード・ウィンドゥの影響で10時間以上かかった。
無事に帰ってこれた!
夢を叶えて来られた!!
さあ、次はどんな夢を見ようか!!!
じゅにの~楽園を求めて~ハワイ編 完
2013年03月16日
楽園を求めて~HAWAII モロカイ島Day3~
どうやら、アラームをセットした携帯を尻に敷いてしまっていたようだ。
廊下から響いてくる、コリンの歌声に目を覚ました。
Juni~♪ wake up prease~♪(笑)
^^;
じゅにです。
いったいいつまで寝るんだ?と思われていたみたい。
30分の遅刻である。
でも、全然気にしていないみたい。
のんびり準備をして、全然おいしくないシリアルを頬張り、
"Are you ready?"
"OK!"
"Let's GO!!"
となるわけである。
途中のガソリンスタンドで昼食を買い込み、桟橋からの出航。
島の端から陽が昇り、モロカイ島の一日が始まる。

桟橋では毎朝、小魚を餌に、ウルア(巨大なGT)をぶっとい竿で狙うおじさんが居る。

おじさんに"Good lack!"と言って出発。
この日の予定は、早朝はリーフエッジでパピオを狙い、潮位が下がりだすタイミングでシャローフラットに入り、サイトフィッシングをして終了間際にもう一度パピオを狙ってみよう、ということになった。
くっきりと色が分かれたリーフのエッジにボートを流しながらキャストして、パニックアクション!
しばらくすると、明らかに魚が活気付いてるところを見つけた!
BON!!!

いきなりシャウラ2704RSが弧を描く!!
強い強い^^!
やがてボートのレフトサイドに、深いブルーから魚が浮上。

Yaaaa~~!!!

まったく・・・コリンは写真を撮るのが本当にお上手だ(笑)
実際にはこのサイズ^^

それでも、十分にいいサイズなのだ。

老獪な面構えがナイスだ。
それにしても、なんともパラダイス的な、美しい魚体!

これは、友達のディナーになるのだ、とキープ。
この後は、ぱったり反応が消えたので別のリーフへボートをしばらく走らせる。
前日に釣果の出た、幅60m程の深いスリットだ。
一度の流しで両側のエッジを撃てる(笑)
リーフ上のシャローエリアで、海面を割らずにルアーが消し込まれ、ズシンっ!!!っとデカい手ごたえ!!
奇声を上げた途端に痛恨のフックオフ!
回収したルアーのトレブルフックには、
10円玉サイズの鱗が3枚!!
メータークラスのバラクーダか!?
はたまた巨大グルーパーか!?
未だ見ぬビッグ・ゲームとの出会い・・・
実に惜しい・・・!
ボートの後方100mで突如ボイル!
急いで接近し、キャスト!!
コリンは勝手に僕のタックルで僕のポップクイーンをキャスト(笑)
すると、彼の(僕の^^;)ポッパーに猛チェイス!
彼は、ツナ!?マヒマヒ!?Ono!?ワフー!?と言っているが、横から見ていた僕には、はっきりとデカいワフーの姿が見えた!
しかしやはり単発。
シャローフラットのボーンフィッシュに切り替えることに。
僕は試しにリーダーを30lbに上げてみた。
コリンは賛成ではない様子。
何度かボーンフィッシュを見つけ、キャストしたが、見切られている。
20lbに交換したが、肝心の魚が見つからない。
時折、ボートの近くでウミガメが姿を見せる。
それにしてもウミガメだらけだ(笑)
甲羅干しをしてる者、ボトムで居眠りをしてる者、手の届きそうな距離で”ブフォッ”っと息継ぎをする者、驚いてあたふたと逃げる者・・・
モロカイ島には、ハワイ州最大のサンゴ礁のリーフが広がる。
このリーフにはあらゆる生物がやってくる。
パピオもリーフに付く性質上、オアフではあまり釣れず、ここモロカイに集中する。
マンタも何度か目撃したし、沖合ではクジラもいた。
楽園そのものの姿がここにはあるのだ。

コリンが興奮して指示を出す。
Urua!!
指された方を見ると・・・
なんだありゃあっ!!?
生まれて初めて見るGTである。
ここ、モロカイ島ではあの巨大なGTですらサイトフィッシングのターゲットなのだ・・・!
どう見ても40lbはある。
あんなのを掛けてしまったら大変だなぁ・・・って眺めてると、
What's are you doing!?(なにやってんだ!!)
と怒られた^^;
どうやらキャストして釣れ!ということらしい。
絶対無理やわ~って思いながらもキャストしましたが無事ヒットすることなく逃げて行ってくれました(笑)
コリンに、無茶言うんじゃないよ!(笑)と反論^^
コリンも、気にするな^^だって
再びコリンが興奮する!
シャーク!!!
でたぁ~~!!
目の前を100lbクラスのシャークが横切っていくではないか!!
コリンはシャークハンティングが大好きである(笑)
飛行機でも、サメは面白いぞ!なんて言ってたし^^;
僕も、釣ったるでぇ~!っと2704RSに持ち替えキャストしたが、水深の無いシャロー。
ルアーに驚いたのか、僕たちの異様な殺気にビビったのか、一直線に逃げられた。
ともあれ、サメに勝ったのだ(?)笑
しかし、まともなターゲットがなかなか見つからない。
一度だけ、コリンが珊瑚の無い砂地でテーリング(摂食活動)している10lbオーバーのビッグ・ボーンを発見するという、千載一遇のビッグチャンスが訪れるが、僕には見えない。
キャストも決まらず、コリンに"What's happen?"(いったいどうした?)と言われる始末。。
僕はほとんど諦めかけていた。
コリンに、残りの時間を全部キャスティングに充てよう、とも提案した。
でもコリンは諦めない。
あと30分だけ探そう、と励まされた。
"OK! 9o'clock! cast!!"
9時の方向に目を凝らす。
約50フィート先にエメラルドの魚体。
これがラストチャンスだ。
慎重にキャスト。
細かく誘いを入れながら、目の前を通す。
一瞬、魚影が動いたように見えた、次の瞬間、ロッドが弧を描き、リールが唸りを上げた!!
このドラグ音はミュージックだ。
数十m走られるが、楽しい…!!
落ち着いてやり取りすればいい。
もう少しだ!

めっちゃくちゃ引いてるのだ。
もう少し・・・!

もう少し・・・!!

Yaaaa~~!!! Waoh~~!!!


嬉しかった・・・!!
この旅で一番うれしかったかもしれない。
4時間、ノーヒットの末に起こったドラマだ。

5パウンダー超えのイエローフィン・パピオ!!
現地名以外は解らない。
ゴールデン・トレバリーにも似てるが、日本のシマアジにも似てる。
この唇と、つぶらな瞳が印象的だった。

それにしても、美しく、かっこいい魚だ。

これも、ベリーデリシャスといってキープ。
こんな砂泥地でのヒットであった。

それから終了までの2時間ほどはキャスティングゲームを楽しむことに♪
チェイスはあるが、喰ってこない。
ルアーがマッチしてないのか?
ブルチョップに替えて、海面直下を攻める。
相変わらずの強風。
激しく上下するデッキから踏ん張ってキャストの一投目。
盛り上がった波の中にはっきりとルアーが見て取れる。
サイドから黒い影が突進!
ガッツーーン!!!
コリンが吠える!
僕も吠える!!
最高に楽しいのだ。

アロハ~♪

コバルトブルーの宝石が浮上。

イエ~~イ!!!!

カッコイイ!!

体側に何者かに噛みつかれた古傷を持った美しいカスミアジ。
感謝して、リリース。
最後に、水深2m程のインリーフにアンカーを打って、ブルーホール周辺でキャスト!
何度もチェイスがあるが、喰わない。
そのうち、船の周りに魚がいなくなる。
へドンのチャグン・スクープをキャスト。

ゴトゴトと、遠くからでも聞こえるラトル音。
これが効いた。
再びチェイスが始まり、数投目に、一度味わったことのあるバイト!
海面を割らない重たい奴だ!
しかし、勝負は一瞬。
浅い根に一直線で、ジ・エンド。
魚は逃げ、海底にルアーだけ見えるが、回収できずラインブレイク。
最後まで逃げられてばかりだったが、本当に楽しかった。

港に着くまで何度海に向かって”マハロ!!”と叫んだことか・・・

ゲストハウスに戻り、シャワーを浴び荷造りをする。

今回お世話になったタックル達。

左はコリンのロッド。
最後に、庭木の前でコリンと記念撮影^^

本当にお世話になったのだ。
空港まで送ってくれ、お互いがハグしあった。
"I'll be back hawaii someday!"
空港で飛行機を待ってる間も疲れでウトウト・・・
空港の人たちも呑気なものである。
行きのホノルル空港では、ロッドケースは別料金が掛かったが(これが普通)、帰りのモロカイ空港の受付のオッチャンは、僕と釣りの話で盛り上がり、そのポール(ロッドケース)は軽いから別にいいよ♪と、タダにしてくれたのだ(笑)
飛行機が来た。

僕の人生において、とても重要な思い出を育んでくれたモロカイ島。
夕暮れが近づき、モロカイの1日がまた一つ、終ろうとしている。
明日も同じように1日が始まるのだろう。
きっとコリンは、早くに起きてボーガンで狩りに出るんだろうな^^
ホノルル空港では、コリンが手配してくれたタクシーの運転手、マークが待っていた。
マークは韓国人。日本語も少しできるコリンの釣り仲間だ。
道中、思い出話に花が咲き、楽しかった。
ホテルにチェックインし、マークが教えてくれた、ローカルご用達のレストラン「ジッピーズ」へ♪
全身タトゥーのにいちゃん達と同じ列に並び、注文したのがこれ。

カロリーが強烈なプレートランチだが、なかなか旨いのだ。
帰り道でカッコいいショーウィンドゥを見つけた。

ホテルに戻ると、2日間の疲れがどっと押し寄せてきた。
心地よい余韻に浸りながら、睡魔に飲まれていくのであった・・・
〈Tackle Date〉
・Sight Fishing
ワールドシャウラ2651R-2+レアニウムCI4V2C3000+PE2号+20lbリーダー1m
ワールドシャウラ2651R-2+バイオマスターSW4000PG+PE2.5号+20lbリーダー1m(推奨)
・Casting・Game
ワールドシャウラ2704RS-2+ツインパワーSW6000HG+PE4号+80lbリーダー1m
次回!
旅はまだまだ続く!!
今度はハワイ州最大の島”Big Island”ハワイ島!
そこで僕は己の小ささ、地球の偉大さを知るのだった・・・!!
斯うご期待!
タグ :モロカイ島
2013年03月13日
楽園を求めて~HAWAII モロカイ島Day2~
興奮して眠れない。
今何時ごろだ?
そうやって、何度も時計をチェックしていた気がするのだ・・・
じゅにです。
フィッシングガイドのコリン・ハフとは、朝5時にホテルのロビーで落ち合うことになっている。
気が高ぶってほとんど眠れなかった僕は、4:30にフロントでチェックアウトを済ませ、コリンを待つことに。
朝の新聞がフロントに届き、眠たそうなスタッフが僕にも一部くれた。
やがて、時間丁度に、ロビーに大男が入ってきて、両手を広げて僕の名を呼んだ。
彼が迎えに来たトラックはフォード製の、いかにもアメリカンな車。
よく見ると、ホノルル周辺の道路にはこのタイプの車がいっぱいだ。
"My nick name is JUNI. Please call me JUNI !"
自己紹介を済ませ(笑)、車に乗り込み、二人は、まだ日も明けぬ内に一路、ホノルル空港へ!
ベリーキュートな、受付嬢がいたのは、ハワイ州諸島間航路の「アイランド・エアー」。
正直、受付のお姉さんと、ペラペラと楽しそうにしゃべるコリンが羨ましかった(爆)
くっそー、僕ももっと英語話せるようになりたい!^^;
待合ターミナルで、飛行機を待ちながらコリンと釣りの話をする。

僕のフィッシングをガイドしてくれるコリンは、普段はオアフでのボーンフィッシュ釣りをメインにしている、日本語が全く通じない長身の男だ。
モロカイ島でもボーンフィッシュは釣れるのか?と聞くと、デカいのが釣れるぞ!と力説された。
なぜこんなことを聞いたかというと、実は、今回ボーンフィッシュも視野に入れるどころか、楽しみにしていたからである。
その他、メインのパピオ(カスミアジ)、巨大なウルア("Giant Trevally")、これまた巨大なシャークも釣れるとか・・・
中でもボーンフィッシュは、世界中でもこんなに大型が釣れるところは他にはない、といった具合だ。
メッカであるクリスマス島では60cm、4ポンドもあれば良型である。
しかし、ハワイのビッグ・ボーンは8~10ポンド、中には20ポンドもあるMonsterも釣れた記録があるという・・・
楽しみすぎて身震いしたのを覚えています。
ちなみに、「ポンド」の発音は実際には、「パウンダー」となる。
したがって、5lbは、「ファイブ・パウンダー」となる。
飛行機は30人そこそこの小型プロペラ機。
いよいよ出発なのだ。

朝焼けの空。
綺麗だが、ガンガンに揺れる(笑)
僅か25分のフライトで着陸。

目の前に広がるのは、あのオアフ島のお隣の島とはとても思えないほどに、荒涼とした赤土の大地であった。
自家用セスナのようなものが数機あるだけの、超簡易空港。

秘境に来ていることを実感する。
とりあえず、記念撮影(笑)

荷物を受け取り、コリンの知り合いがトラックで迎えに来てくれるということなのでしばらく待つ。
やがて現れたのはやはりフォードのトラック(笑)
いかにもアメリカのおじさん、という感じのオジサンの運転で今宵の宿泊場所に向かう。
車窓の風景は、アメリカ西部の片田舎、カントリー風とでもいうべきか…
とにかくカントリーな景色が続く。
映画「ハンナ・モンタナ」の田舎町そのものである。
途中、トラックが工場のような小屋に寄る。
Oh~!!!

今回お世話になった、”FLAT CAT”!!
フロリダ式のサイトフィッシングボートだ。
デッキはまあまあ広く、船底が浅いので超シャローエリアも進める。
船外機の上に設置された「お立ち台」。
ここにガイドが立ち、プッシュ・ポールと呼ばれるポールで船を押して魚を見つけていくのだ!
小屋からオッチャンが出てきて、「メンテはバッチリだぜ!」みたいなことを言ってる^^

カッコいいのだ^^
火山島の影響で赤土が凄い。
車のステップはもとより、シートに至るまで錆びた鉄粉のような土で真っ赤である。
座れば当然汚れるが、だれも気にしない。
当然僕もね^^♪
しばらくダートを走り、今回泊まるゲストハウスに到着。

すっごくいい雰囲気である!
軒先のテーブルでタックルを組むのだが・・・
コリンのタックルバックの中には

ボーガン!!
これには驚いた!
といっても、この島に来てから驚きっぱなしではあるが^^;
彼らにとってハンティングは、フィッシングと同じ感覚のようだ。
僕がモロカイ島を去った後、彼はここに残ってハンティングを楽しむそうだ^^
一通り準備を済ませ、Let's Go!!
カウラカカイ港の桟橋からボートを降ろす。

ここのハーバーはとても綺麗だ。
真っ青な海にヨットが停泊している。

絵になるのだ。

出航して20分ほどでお目当てのインリーフのシャローフラットに到着。

コリンが貸してくれた、超高性能の偏光グラスを掛け、魚を探す。
コリンはお立ち台に立ち、エンジンを切って、プッシュポールで静かにボートを操る。

無風のシャローフラット。
平均深度は50cm程。
ところどころ珊瑚が隆起して20cm程になっている。
最初に魚を見つけたのは僕だ!
船のすぐ近くにエメラルド色の魚体を見た!
逃げられてしまったが、どうやらあれがボーンフィッシュのようだ。
次はコリンが見つける。
"12オクロック!50フィート!"
こんな感じで合図が出る。
12時の方向、50フィート先にビッグボーン、というわけだ。
しかし、ルアーを警戒し、喰ってくれなかった。
2回ほど空振りし、ソフトベイトをチェンジ。
ボトムの色に合わせた、常吉のハンハントレーラ3㌅。
コリンがボーンフィッシュを見つける!
僕も目を凝らすと、見えた!
デカい!!
慎重に距離を測り、少しオーバーにキャスト。
チェッキン!チェッキン!!ファースト!
コリンが早く誘え!と言う!
魚影がルアーめがけて動いた!!
強烈なストライク!!!
ボーンフィッシュは、想像を絶するファイトを見せた。
まず、ファーストラン。
あり得ない勢いでラインが出される!!
リールのドラグが奇声を上げる!!
僕も、コリンも奇声を上げる!!!
ビッグ・ボーン!!!
見る見るうちにリールの糸が減っていく!!
10mごとにカラー分けされたライン。
ファーストランで100mだっ!!!!
なんだよこれっ!!
ボーンのランが凄いとは聞いていたが、これほどとは・・・!!
PE2号を170m巻いていたが、スプールの底が見えそうな勢いなのである。
"Help me!!!"
コリンがボートで魚を追う!
僕は必死でラインのストックをスプールに巻き溜める!
何ヶ所もコーラルにラインが引っ掛かっている。
ロッドワークで外し、時にはコリンが海にザブンと入り、外してくれる!
必死だった。
最初のボーンフィッシュは訳も分からぬうちにボートの横に横たわっていた・・・
どうやってランディングするのか?
聞くと、
飛び込め!
なるほど、分かりやすくていい(笑)
僕はウエストポーチを外し、海に入った。
水の冷たさが心地いい。
デカい魚が目の前に浮かんでいる。
疲れてるみたいだ・・・
僕も疲れたよ…
コリンがカメラを持って海に入ってきた。
イエ~~~イ!!!!!!

この時の雄叫びはきっと日本まで届いたんじゃないかな(笑)
コリンが興奮しきって祝福してくれている。

僕にとっての初めてのボーンフィッシュは、トロフィーサイズ。
いきなりの80オーバー、10パウンダー!!!!
世界中のフライフィッシャーが憧れる魚、ボーンフィッシュ。
その中でも10lbは、一つの大台である。
感覚としては、シーバスならメータークラス。
それを、たった4度のコンタクトで仕留めてしまった・・・
コリンは僕よりも興奮してるように見えた(笑)
それにしても、大事にボーンフィッシュを扱う。
写真を撮る瞬間だけ、水から上げるが、それ以外は水の中で円を描くように動かし、回復を促す。
リリースした後も二人して余韻に浸る。
コリンに至っては、さっそくガイド仲間に写メを送信(笑)
僕の腕は、勝ち誇ったように疲れ切っていた。
しかし、釣りはまだ始まったばかりである。
次の魚を探しに行く。
陽が昇ると、ベタ凪から、一気に強い偏西風が吹きだした。
10m近い強風の中、コリンが魚を見つけ、僕がキャストする。
再びヒット!!!
8パウンダーのビッグ・ボーンが再び気が遠くなるほど走る・・・
コリンが"Easy! Easy♪"
と何度も言う。
りきむな、大丈夫だよ、といった意味だろう。
ボーンフィッシュのジェットラン。悠に70m程は走っているのである。

それでも、少しずつ間合いを詰める。

コリンのフォローのおかげもあって、魚は目の前!!
しかし、魚の口元でラインがコーラルに引っかかっているではないか!
善戦虚しく、最後の抵抗で20lbのリーダーは、いとも簡単に切られてしまった。。
悔しい!!
次の魚もいいサイズ!
しかし、これはファーストランで数十メートル走られた先でのラインブレイク。
明らかにラインが弱っている。
しかし、この時はアドレナリンが出すぎていて、こんなことはあまり気にならなかった。。
ガイドのコリンが、パピオ!スクール!
と叫ぶので見てみると、コバルトブルーのデカい影が十数匹、スクールでテーリングしている!!
この時も失敗。
パピオを見つけたら、パピオ用の強いロッドに持ち替えるはずだったのに、そのままキャストしてしまったのだ!
ルアーに驚いて一瞬散ったパピオが、ルアーに気づくと、びゅーん!とすっ飛んできて、躊躇なくバイト!
もう、強烈。
なすすべなくラインが出される。
興奮したコリンは、もう一本のロッドでもう一匹を狙う。
なんでやねん!僕を助けてくれよぉ~!!(笑)
あっけなくラインをブチ切られた後になって、”あれはデカかったな。20lbはあっただろう!”だってさ^^;

そのあとも、僕はシャローフラットに回遊してくるモロカイ島のビッグ・ゲーム達に翻弄され続けた。
完全にペースを奪われ、落ち込んだ。
実に6回ものラインブレイクを味わったのだ。
もっと早くにしておくべきだった、リールチェンジをここになってした。
ラインもランクアップ。
しかし、皮肉なもので潮位が高くなり、サイトフィッシングは続行不可に。
僕のモチベーションを下げないようにと気を使ってくれたのか、コリンがアメリカンジョーク(?)で笑わせてくれる^^
ここで、道中のガソリンスタンドで買ってあったスパムムスビを頬張り、気分を変えてリーフエッジでのキャスティング・ゲームへ!!
狙いはパピオ。
でも、その前に、ちょっとだけやってみたかった、コーラルリーフのライトゲームをしてみることに♪
ロッドはそのままのワールドシャウラ2651R。
ミノーをセットし、リーフエッジにキャストしてジャーキングで釣っていく。
コリンは、何を釣るんだ?といった感じで半信半疑だけど、やりたいようにやりなさいと言ってくれた^^
で、3投目でヒット!
デカくはないが、ワクワク♪
キレイ!!!

コーラル・グルーパー!!

リリースして、次を狙うも、続かないので、タックルをヘビーなワールドシャウラ2704RS+ツインパワーSW6000HGに持ち替える。
満潮の潮止まり、リーフエッジめがけてペンシルベイトをブン投げて、パニックアクション♪
しばらくして、リーフ上にキャストしたルアーがエッジに差し掛かったところで
ズボンッ!!!
この時の捕食音は今でも耳に焼き付いている。
ヒットだ!

グイグイと強いファイト!!
パピオに違いない!

しかし、ディープウォーター。
余裕のファイトである^^

ネットイン!!!

アロハ~~!!!

夢にまで見た、コバルトブルーのどこまでも美しい魚体・・・

6~7パウンダー^^!!
ワールドシャウラと美しいパピオ。絵になるのだ。

ルアーはMaria Ms.カルナ
これは、今日のディナーだ、といってキープ。
ハワイアンはパピオが大好きである。
ここハワイでは高級魚。誰に聞いてもパピオは旨いという。
ペンシルに小さいパピオがチェイス!
"Small Papio!"
と叫ぶと、すかさずコリンがフェザージグをキャスト♪
そしてしっかりと釣る(笑)

このフェザージグも、コリンが倒した鹿のバックテイルで作ったそうな(笑)
しばらくして、再び海面が爆発する!!
ヒット!!

コリンが”ニードルフィッシュ!!”と叫ぶ。
ダツである。
しかし、コイツがまたよく引くのだ!
何度もドラグが唸りを上げる!

ハワイ名、Aha(アハ)。
この呼び方、気にいったぁ!

アロハ!!アハ!!!

余裕のメーターオーバーである!
この、歯の先までブルーな魚体!
僕はAha、大好きだぁ!^^
この魚を最後に、港に帰ろう、ということになった。
その間、ライトタックル2本でトローリングを試します(笑)

しばらくして、自作のポッパーを引いていた2651Rがギュンギュン♪

30cmクラスのパピオです♪
自作のポッパー、初ヒット(笑)
じゅにクラフト、海外進出です^^v
何だかんだ楽しめて、帰港しゲストハウスへ
コリンの仲間が二人集まってきて、今日の土産話を聞いて目を輝かせた^^
中でも、あのビッグ・ボーンにはみんな驚き、祝福してくれました。
やっぱり、ボーンフィッシュってすげーんだって感じました。
コリンも少し得意げ^^
タックルを真水で流し、シャワーを浴びて夕飯です♪
コリンが魚を卸し、僕が刺身に、残りを彼がソテーに^^
祝杯を挙げ、楽しい時間でした。
夜、一人で外に出てみると、凄い星空。
オアフとは違って、一寸先は闇の世界。
ゲストハウスも、隅々まできれいで、何もかも揃っている。
翌朝も早い。
疲れと眠気が手伝って、すんなりと夢の中へ・・・♪


次回!
モロカイ島二日目の釣りが始まる!
タフなコンディションの果てに何が起きるのか・・・
パラダイスの釣りがここにはあった・・・!!
斯うご期待^^
2013年03月11日
楽園を求めて~HAWAII オアフ島Day1~
海の向こうに楽園を求め、日本時間3月4日午後7:30頃に関西空港へ。
搭乗チェックインを済ませ、いよいよ出発である。
ハワイアン航空HA450

初日のことを思うと機内で寝ておかなくてはならないのだが、期待と不安で、はち切れそうで一向に眠れない。
機内食はロコモコ。
とてもおいしかったが、ドレッシングがあることに気づかず、そのままサラダをボリボリと食べてしまう。
それでも、なかなかイケた(笑)
太平洋のど真ん中で朝を迎えます。

朝食は、パンと、フルーツ。
とてもおいしい。
約6時間半のフライトで遂にホノルル空港に到着!
初の海外。
飛行機を降りると、あの、独特のモワァ~っとした空気感に包まれる。
南国に来たことを実感し、喜びが込み上げる。
まずは「コワい」と評判の入国審査へ^^
順番が来て、パスポートを提示すると「何しに来たんだ」と審査官。
”Ah・・・I'm going to sightseeing and Fishing."
"Oh! Nice!!"
学生か?一人で来たのか??、友達は!?
と、矢継ぎ早に聞いてくる。
"I have many friends in Japan. But I'm alone. This journey is my first going abroad."
みたいな感じで、拙い英語で返答すると、
ベリーナイス!ウェルカム!!
と、手を差し伸べられ、握手を求められた(笑)
グローブみたいな、ごつい手で振り回され、気分がよくなったところでタクシーを拾い、ホテルに向かってもらう。
運転手がラジオを掛ける。
流れてくるのはテイラー・スウィフト^^
ホテルに着くと、運転手が僕のスーツケースとロッドケースを指さし、「荷物代ネ」と言い、料金を上げる。
この時、僕は何も知らなかったので言われるがままに金を払ったけど、後々聞くと、これは不法。
ジャパニーズボーイが一人で来た、ということでカモられたらしい(笑)
ともあれ、とりあえずホテルに荷物を預け、待ちに待ったワイキキ散策へ♪♪
僕が泊まった、クイーンカピオラニホテル。

ワイキキの一番ダイヤモンドヘッド寄りのホテルです。
メインストリートへ。

青い空、青い海、椰子の木・・・
絵になる風景なのだ^^



そのまま、メインストリートを地図を見ながら散策♪


ワイキキショッピングモール
ちなみにこのあたりから道に迷い始めます(笑)
ひとまず、のどが渇いたのでABCストアで水を購入。
で、返ってきたセント硬貨を見てびっくり。
数字、書いて無いやん(汗)
何も知らずに来たとはいえ、自分に呆れました。。
とりあえず、アラモアナセンターに行きたかったので、バスに乗ることに。
そのバス停を探すのにも一苦労。
日本人の観光客に道を尋ね、やっとこさバス停。
ベンチに腰掛け、さっきもらったセント硬貨を眺めてみる。
難解である。
これじゃあ、バスが来てもお金払えない。
ランニングしていた、セクシーなローカル美女が隣に座って来たので、勇気を出して聞いてみると、快く、丁寧に教えてくださいました!!
礼を言って、来たバスに乗り込み、小銭を数えるのにもたもたしてると、今度は、ボブサップみたいな黒人男性がお金を出して、これで払いなさいと・・・!!
嗚呼、ローカル、優しすぎます!
結局、自力で支払いましたが、何度もお礼を言いました。
アラモアナ・センターに着き、とりあえず腹ごしらえにフードコートへ。
日本人と見るや、”ハルマキ!?ハルマキ!?”
言われるがまま、プレートランチにはハルマキが乗る。
不味い食事を水で流し込み、センター内をちょっと落ち込んだ気分でウロウロ。
しかし、ここでも沈んだ気分を照らしてくれたのは、ローカルの人たちでした!
目星をつけていたお店に入る。
アロハシャツを物色してると、ハワイ在住の日本人のおばちゃん店員が話しかけてきて、いろいろ教えてくださいました。
ここでは、自分用のアロハと、母へのプレゼントを購入。
最後にはこんなものも作ってくださいました!
これで、帰りの空港でコーヒーでも飲みなさいと・・・

”マハロ”の意味を教えてくれたおばちゃん、本当にありがとう!! マハロ!
このお店、「ヒロ・ハッティ」アラモアナセンター海側です♪

すっかり気分を良くした僕は今度は父のプレゼントを探します♪
立ち寄ったお店のローカルナイスガイな店員さんと意気投合し、チップを渡そうとすると、そのお金は自分のために大事に使いなさい、と言ってくれて、最後には固い握手で旅を楽しんでね!と見送ってくれたり・・
ほんとに、ハワイの人たちは親切で優しいです。
みんな”アロハ!”の気持ちで受け入れてくれます。
心に余裕が出来て、周りの景色が見えるようになってきました^^

この噴水の中にはたくさんの綺麗な錦鯉が・・・

よく見ると、熱帯魚のフラワーホーンである(笑)
流石常夏だなぁ
空も綺麗に晴れ、燦々と降り注ぐ陽の光が気持ちいい…

確かに僕は、一人で日本から来た。
でも、ここでは決して一人じゃない。

昼下がりに飲んだアイスティーのおいしさも忘れ難い(笑)

それからしばらくして、センターを出た僕は、目の前の、アラモアナ・パークへ♪

最高に気持ちがいい。

ダウン・タウンを臨む
海沿いを散策してると、ローカルが竿を出してる。
”Did you catch the fish?”
尋ねると、パピオ狙いだが釣れて無いとのこと。
”Papio”(パピオ)
これこそが僕の今回の大本命である。
英名は「ブルーフィン・トレバリー」。カスミアジである。
ただ、僕はこの旅で、パピオというローカルの呼び方が気に入ったので、以後、パピオと呼ぶことにする^^
椰子の木も気持ちよさそう

ワイキキ名物のトロリーーに乗り、ワイキキ中心街へ♪

この時も、隣に座った人がいろいろ教えてくださいました!
友達と行けば、自分たちでどうにかできる。
でも一人では、周りに頼るしかない。
この日だけで、どれだけの人たちに助けられたか・・・!
海沿いを歩いてみる。
最高のビューポイントにて^^


水着ギャルを横目に、毎日、夕方になると、フラショーが行われるステージを目指します。


途中、サーフボードが干してあります。

フラステージで夕暮れを待ちます。
隣に座ってきた、カナダ人の老夫婦とおしゃべり♪
2時間くらいそうやってのんびりしてたなぁ
せっかくだから、写真を撮ってもらいました(笑)

目の前では、多国籍産のたわわに実った果実が揺れてます(笑)
日本産もいいけど、ヨーロッパ産は素晴らしいなぁ
間違いなく、ここは楽園である(爆)
日本産の女の子とも喋ってたりしてるうちに、日が暮れてきます。
ハワイは夕暮れが一番美しい!!

言葉にできないのだ

松明に灯が点り、いよいよという時間。

しかし、この日は、フラショーが無いという情報が入ってきてしまいました。。
残念でしたが、十分に素晴らしい時間を過ごせました。
カナディアンのご夫妻に、
「次の旅行はカナダにおいでよ!キングサーモン釣りなよ」って言ってくれ、カナダのピンバッジをくれました。
旅は一期一会。
この日一日、不安でいっぱいだった僕を助けてくれたみんなに、心からの、マハロ!!
カナディアンに教えてもらったハンバーガーショップ、「チーズバーガー in パラダイス」という、洒落たバーガーショップで、ハンバーガーをテイク・アウト。

こんなカウンターで注文。

15分待て、と言われ、20分以上待った(笑)
すっかり日が暮れてからホテルにチェックイン。
国際クレジットカードを持ってないのか、と聞かれ、持ってないと言うと100ドル保証金として取られた^^;
お部屋はまあまあ綺麗である。

巨大なハンバーガーに苦戦。

シャワーを浴び、早めの床に就いた。
明日は早い。
いよいよモロカイ島でのフィッシングである。
ただでさえ、気が高ぶって寝られないというのに、道路の車の音がまともに聞こえ、長い夜に苦戦を強いられたのであった。。
次回!
遂にモロカイ島で魚達とのビッグ・ファイトが始まる!!
楽園は、確かにそこにあった!
斯うご期待^^♪
2013年03月04日
いよいよ
いよいよである。

今晩の便で関空を発つ予定だ。
万全の準備はしたつもり。
期待と緊張で弾けそうだ(笑)
僕の愛読書

この本を7年ほど前(?)に父が買ってきてくれた。
何十回読み返したろう?
その度に、夢が膨らんだ。
今回の旅で、少しはその夢に近づけるだろうか・・・
では、行って参ります!!
タグ :世界の釣り
Posted by じゅに at
15:31
│Comments(8)