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Posted by naturum at

2015年03月25日

紀北磯マル!自己記録更新!!

人生最後の春休みが残り一週間を切りました!


じゅにです!




24日の夜から、damwa.aさんとN田さんと和歌山釣行をしてまいりました。

この三人組で釣るのも久しぶり^^

道中、楽しくドライブしながら状況に合わせて釣れる魚を釣っていこうということになりました。

まずはアジ。

僕はこういう超ライトな釣りは好きなんですが苦手なジャンル。

おまけに急激な冷え込みと強い風。。

しかしポイントに着くといたる所でライズが!

中にはかなりデカいやつも。

しかし、、アタらん。

これだけバシャバシャやってて当たらん。

手を変え品を変え、やってみましたが、結局damwa.aさんがメバルを一匹釣って終了。

一旦アジは置いといて今度はチヌ狙いへ。

ここで僕が一発当たるも、合わせ切れしてしまいました。

2ヵ所ほど廻るも風もさらに強くなって撃沈。。

深夜になり、もう一度アジポイントへ。

ライズは少なくなってましたが、damwa.aさんが一匹、N田さんは六匹キャッチ。

僕はというと、0(笑)

完全試合を喰らってしまいました。

フォールで当たるということで、0.9gのジグヘッドでフォールさせ過ぎてガシラを一匹釣っただけとなってしまいました。




しばらく車中で仮眠を取り、朝まずめは紀北の磯に行ってみることに。

5時過ぎに目を覚まし、薄明るくなった山道を下り、崖の下に出ます。

北西7mほどの風に良い感じの波っ気。

濁りもほどほどに入っており、いかにもという感じ。


しばらくうろうろしてキャストし続け、潮位が上がってきたタイミングで、強いジャークで波動を効かせていた僕のミノーに、







ドスンッ!!!







一瞬根掛かりかと思ったほどのカウンターヒットの重み!

突っ込まれても落ち着いて対処し、最後は大波に乗っけてずり上げました~!




よっしゃ!!







デカいデカい!






サイレントアサシン129Fをがっちり喰った78cm!
80cmには惜しくも及ばなかったけど、自己記録を2cm更新!!






初の磯マル。
最高!!

rod :PALMS  サーフスター93SP
reel:SHIMANO  BIOMASTER SW4000PG
line:SUNLINE   SUPER BRAID5 1.2号+NYLON20lbs







この一匹をラストに、今回の釣行は終了しました。

帰りのドライブはもう最高に気持ちのいいものでした!^^













  


Posted by じゅに at 23:38Comments(6)シーバス

2015年03月24日

春シーバス!


桜咲くころ、春のシーバスのハイシーズンがやってきます。

ぬくぬくとした気温で、ちらほら蕾が開きはじめた木もある21日夜、近所の河川の様子を見に行ってみました。

数日降り続いた雨が止んだ翌日、大潮の下げ。

この時期、このポイントでは主力となるラパラFサーティーン。


やはり一発でした~!






60クラス。

ROD:WORLD SHAULA 2651R-2
REEL:RARENIUM CI4 V2C3000
LINE:POWER PRO 1号+16lbs



ラパラFサーティーンを丸呑みに!






この一匹でこのポイントは後にし、次のポイントに向かいましたが、流れは効いてるものの反応は得られませんでした。


フックが鰓に入っていたためキープしたシーバスはムニエルにして美味しく頂きました^^♪









そして昨日は研究室の仲間とオフショアでマダイ、メジロを狙ってきましたが見事に撃沈・・・

30cm無い位のアジが3尾のみと、貧相な結果となってしまいました。








  


Posted by じゅに at 18:00Comments(2)シーバス

2015年03月14日

南洋パラオ釣行記③


翌朝目覚めると、夜中に亘って激しく降り注いでいた雨も止み、晴れ間も顔を覗かせていた。







どうもっ!
先日、人生初スノボで吹雪の中滑り倒して全身筋肉痛であります。

じゅにです。

さて、パラオ釣行の記事も残すところ一回です。
二日間、厳しい展開になりましたが、最終日はいったいどうなったのでしょうか・・・
果たしてGTはキャッチできたのか!?








いつものように、三浦氏の車をホテルで待つ。

このホテルには犬や猫が住み着いていて、ふとした瞬間に癒される。
今朝もいつものポジションに陣取っていた。




レストランにも毛並みの美しいニャンが常駐している。





この日は朝食にステーキをオーダー。
しっかりとパワーを蓄える必要がある。





迎えを待つ駐車場にはいつも行儀のよいワンが寝ている。






8時過ぎに三浦氏がやってきた。

日が昇るにしたがって雲が切れてゆく。





三浦氏の勤めるマリンガイドサービス”PLUG IN”の事務所のある桟橋ではなぜかデカい鳩が飼われていた。
この鳩、人に慣れているようで臆病。
時折、びっくりするほど低く大きい声で鳴く。







この日は、フライチームとルアーチームで分かれての行動となった。
今までフライにこだわってきたO氏がレンタルのGTタックルで私と乗り合い、夷谷氏とI氏がフライチームとして三浦氏の黒船に乗り込んだ。






ルアーチームは、ISLAND SEED LTD.の船に乗り込む。
前日までGTをはじめとする大物に巡り合えていなかったことを気遣ってくれたのか、エリックとゴードンの二人が乗り込み、マンツーマンでアシストしてくれることとなった。
因みに二人ともかなりの凄腕で、エリックを頼って日本を始め、世界中からプロアングラーが訪れるという。
ゴードンは操船のスペシャリストで、パラオの操船技術大会で1位を獲得したそうだ。


操舵席にいるのがエリック、船首側で座っているのがゴードン。
どちらもかなりの巨漢である。





いよいよ出船。
最終日の釣りがスタートした。





この日のプランは、ベイトボールや根回りを攻めながら、今迄行かなかったパラオ西部のもっとも外側のリーフエッジまで行ってみるというものだった。

出航して間もなく、なんとなく、不思議と今日は何かが起こりそうな気がした。
ゴードンやエリックは、”GTの匂いがする”と表現していたが、それに近い感覚だったと思う。

よくウェーディングでシーバスなんかを狙うとき、”気配を感じる”事があるが、あの感覚である。




ガイドの二人が300馬力でボートを疾走させながらも、注意深く海を眺める。私も眺める。

不意にボートを停めた。

私には何も見えない。

しかし、二人の千里眼ははっきりとベイトボールを捕えていたようだった。


デッキに上がり、指示される方向に風を読んでキャスト。

早速ダツがヒットする。

エリックが、”合わせちゃダメ。しっかり重みが竿に乗ってからだよ!”とアドバイスをくれる。

ダツがバレてしまい、次のキャスト。

着水と同時にベイトが散る!



赤い魚体が躍り出る!!!



物凄い衝撃がロッドに伝わるが、先ほどのダツのヒットがあったおかげで、かなり落ち着いてフッキングに持ち込むことが出来た。

パワフルで太いファイト!!







エリックの誘導に従う。






そして無事にネットイン!!








やったぁ~!!!

ここまで長かった・・・!!

嬉しさのあまり、ガッツポーズが天を衝く!








魚の重さがうれしい。





良型のレッドスナッパー(バラフエダイ)!







物凄い歯。この歯に何度苦しめられたことか・・・!!

ROD :UFM ウエダ ”POWER PLUS”GT932H
REEL :SALTIGA5000 Studio Ocean Mark フルカスタム
LINE : PE6号 + 130lbsNYLON
LURE :Maria ローデッド180F




この魚はパラオ人は好きなんだ、とキープ。
日本でバラフエダイといえば、シガテラ毒保有率がかなり高いので食用にされることは少ないが、パラオでは普通に食べるという。






O氏も慣れないルアータックルで頑張ってキャストするも、反応が途絶えてしまった。

その後もいくつかのベイトボールでキャストを試みるが魚が出ないので一気に移動。

目的の外洋に面したドロップオフへ!







途中、いくつものスリットのリーフエッジを超えていく。





すっかり晴れ渡り、途方もなく美しい。













次はGT!
美しい海に、期待は高まる。









ついに、外洋に面し、デカいうねりが次々と押し寄せるリーフに到着した。

いかにも巨大な魚が潜んでいそうだ。




風上から船をドロップオフに沿って流していく。

デッキに踏ん張って浅場までフルキャストしていく。

時折、何かがチェイスする。



そして突然やってきた。



巨大な影がルアーに襲い掛かった!!!







落ち着いて二度三度とフッキングを入れ、ファイト開始。



強烈なトルクとスピード!!

ボートでじわじわと深場へ誘導してもらう。


必死でロッドを立て、ポンピングで寄せる。










浮いた!!





紛れもなくGT!
”魚を水面から出さない!”というエリックの指示通りに誘導する。






もう少し!







ネットイン!!







ついにやった・・・
あのGTを。






感無量である。
言葉もないのだ。





エリック、ゴードン、O氏と固い握手を交わす。





あらかじめ海水で濡らしてあったカーペットに乗せ、直ぐに鰓にホースで海水を送り、完璧なフッキングをしていたフックを外す。






美しい珊瑚礁の王者、ジャイアント・トレバリー(ロウニンアジ)。
およそ10kg。

ROD :UFM ウエダ ”POWER PLUS”GT932H
REEL :SALTIGA5000 Studio Ocean Mark フルカスタム
LINE : PE6号 + 130lbsNYLON
LURE :Maria ローデッド180F




いつか思い描いていた夢は、こうやって実像を結ぶ。








リリースした魚体を見送った後、O氏にもバイトがあったようだが、フッキングには至らなかった。

そして、私のGTを撮影してくださっていた時、少し酔ってしまったということなので、リーフの岬の向こう、風裏エリアに小移動した。

地形はほぼ同じであるが、こちらはベタ凪である。


ここでは休憩がてら、ライトジギングを試す。

水深は、0~100m以上の変化で、船を60~70mラインで流す。

まずはゴードンがお手本を見せてくれるようだ。

ボトムをとってしゃくり上げるとすぐにヒット!





なかなかのファイト。

しかし、途中でガクンッ!と衝撃があり、それ以降はスルスルと上がってきた。



なんとヒットした80cmはあろうかというオオクチイシチビキにサメが喰らいついたのだ。




ここではヒットした魚は出来るだけ早く浮かせなくてはならないらしい。

ロングジグより、シルエットが小さい方がいい、とのことなので、ザウルスのヒラジグラ110gを投入。

直ぐにヒットするがバラし。

そしてまたヒット。

沖縄でも散々釣ったバラハタ。
ジギングでの釣果はキープした。






O氏もゴードンのタックルを借りてレクチャーを受けている。



広大なリーフのシャローフラットではひっきりなしにナブラが起きている。

おそらく、ツムブリやカスミアジだろう。
鳥も集まって相当にぎやかだ。

まさにパラダイスの光景である。

このリーフには未だ釣り人は入ったことが無いという。




一度ジグを引揚げ、再度落とし込んでいるときのことだ。

ラインがリズムよくパラパラパラ・・・と出ていく。

しかしそろそろボトムかと思われた瞬間、



ビュビュビュビュビュッ!!!



急いでベールアームを戻し、フッキングを入れようとする!が!

竿が立たない・・・っ!!!

ロッドは伸され、ドラグ音が鳴り響く!!


何もできないよぉ~~!!

バイバ~イ!


エリックが”それ、イソマグロだね、15kg位だと思うよ。小さいよ(笑)”


冗談じゃない。

これのどこがちっさいねん!!


結局リールをひと巻きもすることも出来ずにリーダーを噛み切られた。。




しばし圧倒されていたが、もう一度ヒラジグラを結び直し、再開する。

そろそろ昼休憩にするということなので急いでジグを回収する。



ズンッ!!!



今度はなんとか巻けている。

しかし強い強い。

”それはたぶんツムブリだね”

しかしフックオフ!



なんという魚影の濃さ。



昼休憩にしようと思ったら、船の近くで鳥山!魚もバシュバシュやってる!

この海は休ませてくれない。



風上に船をつけ、ゆっくり流してナブラのど真ん中に船が入る!

直ぐにキャストしたO氏にまずヒット!

GTタックル+ローデッド140Fでスマガツオ40cmクラス!







ジグを外してシャウト!のエンタイスを装着!

一投目ヒット!

かなりいいファイトをしたがあと少しでフックオフ。

エリックが私のULバスタックルでへドンのザラ・パピーをキャストでヒット(笑)

何でもありである。

私の2投目にビッグバイト!

これは楽しい!

いくらでもヒットしてくるのだ。


50~60cmのスマガツオ!






3尾ほど血抜きして、やっと昼食。


穏やかな天気のいい海で、ナブラに囲まれてゆったり弁当が食べられる。

最高である。




直ぐに射程内に入る。

昼食の途中で、”お前も面白いからやってみろ”とエリックにULタックルを進められる。

シコトゥイッチャーを直結して軽く投げてみる。

案の定ヒット(笑)

こんなに簡単に釣れてしまっていいの?(笑)


ROD :WORLD SHAULA 2651R-2
REEL :BIO MASTER SW 4000PG
LINE :FRONTIER DISC16lbs






弁当を食べてしばらくすると、遠くで見えていた雨雲が近づいてきてスコールに。

私はジグ、O氏はキャスティングで狙い始めてすぐ、ボートの後方で何か巨大な魚がジャンプ!


そして、O氏が船べりまで回収してきたローデッド140Fに巨大な魚影が襲い掛かる!!!!

イソマグロだ!

デカいっ

GTロッドが伸され、15kg近いドラグをモノともせずに引き出していく!

エリックが後ろからO氏を抱きかかえ、サポートする!!




だめだっ
止まらない止まらないっ!

結局200m近くラインをノンストップで引き出され、リーフエッジに擦ってブレーク。

私はただただ圧倒され、呆然である。

”今のは20kg以上は確実だったのになあ。獲りたかったねえ”

エリックとゴードンは本当に悔しそうにしていた。

”でもね、パラオ記録は90kgオーバーだよ”

どうなってんですか、この海は(笑)





再び腕休めにジギングに。

まずは私に、よくわからないチビキ系の魚がヒット。






そしてここからO氏が覚醒する!!

まずはエンペラー!





さらにバラハタ。





憧れの魚の一つ、カッポレまでも!





使ってるジグは80g!
水深70mでこの重さで十分底を取れている!
そこそこ風もあり、潮も飛んでいるが、ゴードンの巧みな操船で、常にラインはボトムまで一直線!
すごいっ!

”俺たちいつも40gだよ”

凄すぎる!


私にもいいバイト!

何とかロッドを立てる。

ゴンゴンゴン!

何度かドラグを出されたり、やり取りをしていると、急にガクン!ときてフワッと軽くなり、再びドスン!

そこからは全く止められずにブレーク。

サメに食われたのだ。




エリックがこれを使えと、60gのジグをくれたのでやってみる。

苦労せずにボトムが取れる。

と、そこに再びO氏!

ナイスファイトで上がってきたのは、アンバーコール・ジャック(ヒレナガカンパチ)!!







私も必死にしゃくる!

”もっとスローに!そう、そこから大きくしゃくって落とす!フォールで喰う!”エリックの神の言葉通りにした途端!


きた!!





サメにくれてやるわけにはいかない!

ショートポンピングで頭をこちらに向ける。






必死のファイトでなんとか浮かせることが出来た!








よっしゃぁ~!!!

これまた憧れのカンパチ!しかもヒレナガ!!





最高!!!

ROD:WORLD SHAULA2704RS-2
REEL:TWINPOWER SW6000HG
LINE: PE JIGGER HG 4号 + 80lbsNYLON








ホンマに最高!!








しかしその直後、O氏、さらなるサイズアップ!


海のルアーフィッシング初体験というO氏であるが、ガイドの指示に忠実な釣りで、確実に釣果を出す!
お見事!!!






しかしドラマはこれで終わらなかった!!

”おれもやりたくなっちゃった~”とエリック。

ゴードンのタックルでジグを落とし、速攻でヒット!!!!



PE2号のライトジギングタックルであるが、本気の漢ファイト!!




ぐんぐん浮かせてランディング。










え、なにこれ・・・?^^;



キョーレツ過ぎる!!





エリックがデカすぎてキョーレツさが伝わんない!(笑)






そこでブツ持ち代行ということで、私がそのキョーレツさをアピール(笑)

どかーん!!





口なんて、人の頭が入りそう(笑)





歯も凄い。






ヤイトハタ or チャイロマルハタ!









さあ、終了時間も近づいてきた。

あと30分だけGTキャスティングをやって帰ろう、ということになった。

先ほどより潮位が高くなり、うねりの幅、高さ共にかなりのものだ。

O氏に船首を譲り、私は船尾からキャストする。

波も高く、ペンシルより、ポッピングの方が良い気がして、DUELのBIG BLUE ブルポッパー200Fをセレクト。

波に逆らうように引くことになるため、ルアーが飛び出さないよう、少しストロークの短いポッピングを心掛ける。


開始早々、O氏の動かす別注平政220mmにチェイスがあったようだ。

その直後、私のルアーに真横から物凄い影が襲ってきた!!!





BIG BITE!!!!





この旅のハイライトはクライマックスにやってきた!

フッキングは落ち着いて3発、次いでファイト開始後にロッドを立てて2発、追い合わせを入れた。

午前中のGTより遥かに強い!!

既に3日間のキャスティングで体中に疲労が溜まっており、さらにジギングでのファイトで腕もかなり疲れていた。

しかしここは負けられない!!


デッキに移動して、全身全霊でファイト!


握力も限界に達し、竿を立てているだけで精一杯。


”頭をこっちに向けさせて!小さくポンピング!”


エリックの指示に懸命に応え、ショートポンピングで根に走られないようにする。


みんな口々に、”ファイトが様になってきたね”とか”結構速くランディングできたね”と言ってくれたが、私にはとてつもなく永い時間に思えた。


エリックの差し出すランディングネットに入ってもすぐには船に上げない。

デッキのカーペットを十分に濡らし、受け入れ態勢が整ってから、船に引き上げられた。










疲労困憊。
感無量。
GTも私も精根尽き果てたのだ。

しかし、この喜びと感動は他に喩えようがなかった。




あまりの感激に、釣り上げた直後、エリックの肩に抱きついて危うく涙が零れるところであった。







凡そ18kg。しかし重さなんてどうだっていい。
何キロであってもこいつは我人生のメモリアル・フィッシュだ。




ゴードン、エリック、O氏と固い握手を交わす。

立っているだけで一苦労なラフウォーターにGTとのファイト。
足腰がへなへなと崩れ、立てない。




ROD :UFM ウエダ ”POWER PLUS”GT932H
REEL :SALTIGA5000 Studio Ocean Mark フルカスタム
LINE : PE6号 + 130lbsNYLON
LURE :DUEL BIG BLUE Bull Popper 200F







十分に回復を促し、リリース。

感動をありがとう。



しかし時間はまだ残されている。

最後の一投まで投げ切って終わりたい。



そして、諦めない心で投げ続けていたO氏にドカンと出た!



強靭な引きを見せたが、安定したファイトできっちり獲る!








デカいっ!!
おめでとうございます!





10kg近くあるのではないかというトロフィーサイズのバラフエだ!



リリースして投げ続けていると、今度は私にヒットの感触!

しかしすぐにリーダーが切れた。

バラクーダだ。

ブレークした水面にポッパーが浮上し、幸いにも先ほどのヒットルアーの回収に成功した。




と、そこに再びO氏!

こちらはきっちり獲る!
流石!









このバラクーダを最後に、港へ帰ることとなった。







この海は最高だ。

紛れもない楽園。

いつの日か、また来たい。












帰港して、今回お世話になった方々で、記念撮影。







この二人がいなければ何もできなかっただろう。







”PLUG IN”を後にしていったんホテルに帰り、シャワーを浴びると、町の居酒屋の迎えが来た。

エリックがおススメだというお店に、ジギングの釣果を持ち込んでのプチパーティーを開いてくれたのだ。


こんな賑やかな建物。




レストラン”Mog-Mog”




日本人スタッフがおり、店内には「東京、オリンピックおめでとう!」の横断幕が掛かっていた。



カンパチ、スマガツオ、カッポレの刺身盛。




カンパチのグリル。




パラオらしいものを、とタロイモのコロッケ。





かけがえのない出会い。
釣果を讃え、夢の釣り談義に華が咲き、会話が世界中を駆け巡った。









ホテルに戻り、荷をまとめる。

フライトは早朝4時。

深夜1時過ぎまで仮眠をとり、空港へ向かった。

飛行機は未だ夜も明けきらぬパラオを飛び立ち、旅が終わる。









南洋パラオ釣行記 完。

  


Posted by じゅに at 14:47Comments(6)WORLD BIG GAMES

2015年03月09日

南洋パラオ釣行記②

午前七時。目が覚めると、外はどんよりと厚い雲が立ち込めていた。



相変わらず、前日に吹いていた風も残ったままである。


朝食はこんな感じ。

ポルトガル風ソーセージのセット

このホテルのレストランはサービスもいいし、美味しい。

今日こそはGTを!と気持ちを昂らせる。



ワクワクしながらガイドを待つ。



昨日と同じように、今日ガイドをしてくれるはずのPLUG INの三浦氏が迎えに来てくれた。
しかし、彼は今朝から体調が悪いということで、急遽代打で、少しシャイでおとなしい巨漢、ゴードンが我々のガイドとして乗ることになった。
ここ最近、パラオの海には、セイルフィッシュがよく現れるそうだ。
セイルフィッシュは私が人生で一度は釣りたい魚。
ゴードンは、”今日はGTとセイルをやる”と言っている。
これは願ったり叶ったりだ。









出航して、ペリリューに向け南下していく。

途中、ジャーマン・チャネルというポイントを撃っていく。

ベイトボールや根に向かってフルキャストしていく。


とある根の上で褐色の魚体がルアーをチェイスしてきた。

そして次のキャストで、ズガーン!!

横っ飛びで見覚えのあるシルエットがルアーを襲う!






グレイリーフ!オグロメジロザメである。

素晴らしいファイトを見せてくれたが、この後、ゴードンがリーダーを掴んだ途端に、130lbsのリーダーがブレーク。

まあ、仕方ない。




その後もグレイリーフのチェイスはあるが、一向にGTからのコンタクトはない。

雨雲が近づいて、不穏な空気が流れる。


ペリリュー島沿岸に到着し、強まる雨脚の中、ヘビータックルでキャストする。

ここはパラオ有数のGTポイント、”ペリリュー・コーナー”!

潜れば、1000mのドロップオフに千匹のGTが渦を巻く光景があるという。

周囲にはダイビング船も集まってきた。

へドンのスーパーマグナムザラスプークという、巨大へドンを装着し、轟々とうねるラフウォーターにキャスト!!




ズドン!!




一投目から真っ赤なバラフエが飛び出し、勢い余ったのか、PEラインに噛みついてしまいラインブレーク!



浅い水深から約1000mも駆け上がりになっているため、波が立ちやすく、立っているのもやっとの状況。

特にこの日は風も強く、ダイビング船もさっさと客を引き上げて帰って行ってしまった。

直ぐ近くに港があるから、そこでランチタイムを取ろう、とゴードンが提案してくれた。


静かな入り江の中にある、桟橋ひとつない港。









ノットを組み直す。
PE6号が無残に噛み切られている。





ロッドはウエダ パワープラスGT932H。
リールは三浦氏にレンタルしていただいたソルティガのスタジオ・オーシャンマークフルカスタム。
ギア部以外、全部カスタムパーツで構成されていた。








お弁当はやっぱり和食。
味もばっちりで、日本人が作っているのかもしれない。



弁当を掻き込んでいると、トラックに乗ったレンジャーが近づいてきて、停泊料をとられた。
きちんと管理されているんだなあ、と感心。


ここペリリュー島には日本人墓所やアメリカ軍のモニュメントがある。
ゼロ戦の残骸などもあるそうだ。
この日もやっぱり日本の警備ヘリがひっきりなしに飛んでいた。




大場所であるからでっかいルアーが良いかと思い、フィッシャーマンのロングペン280mmを装着。






入り江の中にアーチャーフィッシュ(テッポウウオ)が見えていたので、夷谷氏がフライで狙ってみたが、反応はなかった。








港から出てわずか数分で水深数百m。

凄いポイントだ。

岸からこれくらいですでに100mはある。






しかし、ルアーへの反応はない。




これだけの駆け上がりだ。ジグを落とせば何か起こるだろう、と180gのロングジグを試しに投入してみる。

うまい具合に水深40mほどの場所に船をつけてもらい、一投目。


ボトムから数回しゃくりあげると、ズドン!!


いきなりのヒット!

そこそこ良い引きで浮いてきたのは、エンペラースナッパー(キツネフエフキ)!


ROD:WORLD SHAULA2704RS-2
REEL:TWINPOWER SW6000HG
LINE: PE JIGGER HG 4号 + 80lbsNYLON



しかし、後が続かない。


ポイントを少し変えて、ペリリュー島のリーフの裏側、波の穏やかなリーフエッジ付近を流す。

数日前まで、この辺りにはかなりの数のセイルフィッシュがいたというが、たまにベイトが浮いて、イルカが現れる程度で、あまり気配がない。



不毛に思われるキャストが続く。



しかし、ふと遠めの島影に目をやった私の目に、2尾の巨大なセイルフィッシュのハイジャンプが飛び込んできた!!

500mほど離れてはいるが、その巨体!はっきりとわかる!

その周りではクイーンフィッシュやトビウオが逃げまわっている!

ゴードンが私のGTタックルでティーザーをキャストしはじめる。

それに合わせて先ほどのジギングタックルの先にエンタイスを装着してキャストする。

しかし、あれだけ遠くてはいくらティーザーを使ってもルアーを見つけてくれないだろ・・・


内心、そう思い始めていたその時!!


私のルアーの後ろに、突如あの長いビルが突き出し、ズバズバズバァッと海面を切り裂いて襲ってきた!

奴らは時速100kmで泳ぐのだ。500mなんて一瞬なのだろう。

ヒットの手応えはあったが乗らない!


船べりでターンしていく巨体がはっきりと見える。



粘り強く投げ続けていると、今度はあの大きな背びれが2枚、ルアーを狙って突進してきた!


ガツン!!!

ヒットーー!!


一気に走る!


ついていけない・・・


勝負は一瞬。

見事にフックオフした。

トレブルフックでセイルを釣るのは至難の業だそうだ。

港に帰ってから見せてもらったセイル用のルアーには、ジグのアシストフックのような針が装着されていた。



しかし、あの憧れのセイルフィッシュをヒットさせた、それだけでもう感動モノである。




その後、ベイトボールを撃ちながら船を進めたが、魚からのコンタクトはなく、帰港となった。




かなりタフな一日だったが、泣いても喚いても残るは一日。

明日、頑張るしかない。









夕食は、昨日から気になっていたコレをオーダー。






Heart Attack Burger
直訳すれば、心臓発作バーガーだろうか(笑)

ハーフポンドのパティに、ベーコンが4枚、そこになんとピーナッツバターがたっぷり!!

これはかなり手ごわかったが、シェフがドヤ顔してきたので、意地で完食!

さらにおやつにフィッシュフィンガーも。



このレストラン、かなり気に入ってしまった。





これで明日のGTは間違いないだろう(笑)








つづく。



  


Posted by じゅに at 00:32Comments(2)WORLD BIG GAMES

2015年03月06日

南洋パラオ釣行記①

夕方6時頃に成田空港で同行者と待ち合わせることになっていた。

私は関西空港を昼過ぎに発つPeachのMM315便に乗り込んだ。









どうも、ご無沙汰しております!
じゅにです!

卒論も無事に提出し、発表会も終え、この春を遊び尽すことだけを考えております。

その中でも、メインイベントとなる今回のパラオ遠征。

ここでは、私の記憶の中のその一部始終を記したいと思います。







飛行機は定刻通りに成田に到着した。

待ち合わせの時間まで4時間ほど空港をうろうろして時間を潰す。





そして集まったメンバーは、この旅を企画してくださった、トラウト&キングの夷谷氏、世界を旅するフライマンのO氏とI氏。

出発までの時間は今回の旅に夢を馳せ楽しくおしゃべり。


20時過ぎ、ついにパラオ共和国パラオ国際空港に向け、デルタ航空DL287便に搭乗。







機内食は純和風。





パラオは日本との時差がない。
明日の朝から早速釣りが始まるので、機内では出来るだけ寝ておかなくてはならないのだが、お約束通りワクワクしてとても眠れない(笑)

短いようで長い4時間のフライトの末、午前1時頃、パラオ唯一の国際空港である、パラオ国際空港へ飛行機は到着。

飛行機から降りると、南国特有の熱気と湿度に体が包まれた。





ホテルマンが車で迎えに来てくれていた。

4人分のスーツケースやロッドケースを、ホンダのストリームに無理やり積載し、ギチギチの車内でホテルへ向かう。

パラオはなんと国内に一つも信号機が無いらしく、一番の大通りでもかなりの田舎である。

想像していたハワイのような街のリゾート感は皆無と言って間違いない。

そして走っている車の9割以上が日本車である。

かつて複数の国家に占領されていたパラオだが、戦時中、日本の統治下にあった頃は日本人がライフラインを整備したなどの理由で、なかなか良かったらしく、町のいたるところに日本語があったり、日本の風情を感じるものが点在する。
かなり親日な空気である。


しばらく走ると、今回我々が拠点とした、コロール州コロール島にあるPALAU Rose Garden Resortに到着。



凄いかっこいい雰囲気。



お部屋もきれい。



早速荷解きをして、釣りの用意。

3時間ほど仮眠をとる。






翌朝、目覚めると少し風はあるものの、晴天に恵まれた。




朝から強い日差しがまぶしい。





パラオの出船は8時半から9時と、結構遅めなので、朝食はゆっくりと食べられる。



レストラン兼ロビーに道具を用意。



皆さんのフライタックルと私のルアータックル。カッコいいのだ。



しばらくすると、ガイドである、”PLUG IN”の三浦さんがやってきて皆で港まで向かう。




三浦さんはもともとダイビングのガイドで、釣りが好きで数年前からフィッシングボートを始め、GTなど様々なターゲットを狙っている。

今回は4人なので、2艇用意してもらった。

1艇はPLUG INの黒船、もう1艇はISLAND SEED LIMITEDの船。

私は初日、こちらのISLAND SEED LIMITEDのボートに夷谷氏とタッグを組んで乗船。

私はGTタックルからミディアムタックル、ウルトラライトタックルまでを用意。

夷谷氏は、フライ、もしくはベイトキャスティングでGTというマニアックな組み合わせ!

ガイドはこの男。


パラオの凄腕ガイドのエリック。

日本とパラオを行き来して暮らしていて、日本人並に日本語が上手い。
ジョークに関しては日本人よりも口がきれるかもしれない(笑)



静かな入り江から船は疾走する。


この狭い水路もかつての日本人が作ったそうな。

YAMAHA150馬力が2台。300馬力の高速船。





ロックアイランドと呼ばれる島々を横目に船は走る。





ここパラオで釣りをするには、ロックアイランドライセンスと、フィッシングライセンスを買わねばならない。
ちなみに岸釣りは基本的に禁止されている。

どこでもポイントになるんじゃないかと思える美しい光景が続く。








南太平洋の宝石である。











並走していた黒船。




黒船から撮影されたエリック艇。




ポイント目がけて疾走。
頼もしい後姿。





最初に船を停めたのは、風表のリーフのドロップオフ。

数日前にここでGTが釣れたそうだ。

初めての慣れないタックルでキャスト。

振り回すべき竿に振り回されている感覚(笑)

激しく上下するデッキ。

頑張って踏ん張ってポッピングし続けているとダツがヒット!


さらにカスミアジやレッドスナッパー(バラフエダイ)がチェイスしてくるも、なかなか食わせることが出来ない。


そして情けないことに、ライントラブルを解いていると、ウっときてしまった。

船酔いをしてしまうと、後がしんどくなるのでうねりの入ってこないインリーフのチャンネル(サンゴ礁のスリット、水道)に移動。

こういった入り組んだ海域にもGTはよく入ってくるという。


とりあえず腕休めにライトタックルでビーフリーズをキャスト。

するとすぐに20cm程度のヒメフエダイをキャッチ。


チャンネルが深くなったエリアに差し掛かり、エリックからGTタックルを手渡され、深みへローデッド180Fを投げ込むといきなり、赤い巨体が躍り出た!!

数匹のバラフエダイやカマスサワラが襲い掛かり、ロッドに激しい衝撃が伝わりドラグが唸りを上げる!

フッキングを入れ、ファイトに持ち込もうとした途端にラインブレイク!


なんと、3ヒロとっていた100lbsのリーダーがスッパリ切られ、1ヒロになっていた。
複数で襲ってきた牙魚のうちのいずれかの牙が、リーダーを掠めたらしい。

100lbsがこんなに一瞬で・・・

なんて恐ろしい!!




船尾でフライを流していた夷谷氏にもヒット!


コーラルトラウト(スジアラ)!

鮮やかな斑点が美しい。

#10のGT用のフライロッドでのファーストヒットだそうだ。

しかし後が続かない。

そして残念なことに、友人からお借りしてきたキャタリナ6500Hのハンドルノブが故障し、この日のGTキャスティングの続行が不可能となってしまった。

さらにミディアムタックルのワールドシャウラ2704RSの3番ガイドを自分のミスで飛ばしてしまった。

港に戻ってアロンアルファで修理できそうだったが、この日の午後はULタックルオンリーの展開を余儀なくされた。

まあ、これはこれで面白そうだから悪くは思わなかった。



ランチはパラオの最南に位置する、ペリリュー島に上陸した。





本当に静かな島だが、なんでも日本の天皇陛下が4月にこの島にある日本人の墓所を訪れるとかで、日本の警備ヘリがひっきりなしに飛び交っていた。











しばらく休んで午後の釣りがスタートする。






こんなサンゴではなく、ウィードが密生しているエリア。





よく目立つ赤金のミノーで攻めるが、反応を得られない。

エリックがパラオはリアルベイトの方がいいよ~と言うので、石垣島で買った、シマノのオシアミノーリップレス85Sのウチナー魂ミジュンカラーをセレクト。

ジャーキングにフォールを織り交ぜ、エリックの指示通りにキャストすると、フォールで食った!!

かなりいい引きで上がってきたのは、マトフエダイ!





リリースして次を狙うと、マトフエダイとは違う、フエフキ系も連発。


少し深みにキャスト。

あと5秒沈めて・・・のエリックの指示通りにするといいバイト!

発色のいいマトフエダイ!


ROD:WORLD SHAULA 2651R-2
REEL:BIO MASTER SW 4000PG
LINE:FRONTIER DISC16lbs

ハワイでPEラインを根ズレでやられまくったため、今回のライトタックルはナイロンラインを採用した。



少し移動して、今度はサンゴと砂地の美しいシャローフラット。

リーフエッジ近くを風に乗せて船を流していく。


直ぐに私にいいバイト!!

よく走る!

素晴らしい引きで上がってきたのは、40cmほどのカスミアジ!


目映いコバルトブルーの魚体。



次のキャストでもかけた!

凄いトルク!




バラフエダイの幼魚。ライトタックルの好敵手だ。






そのほかにもカンモンハタなどの小型のファイターたちが毎投のように釣れる。

だんだんと要領が掴めてきた。

エリックの指示の意味も分かってきた。

根回りの攻め方、ルアーの落とす場所・・・

これらを考えながらルアーを正確にプレゼンテーションできれば、面白いように答えが返ってくる。


エリックが、「今、そこの根の端で何か動いたよ!」


え、そんなん見えるの~!?

半信半疑でルアーを入れ、根回りをタイトに攻めると、黒い影がルアーの後ろに付き、次の瞬間ロッドが絞り込まれる!





だんだんガイドと息が合ってきてる実感があって楽しい。

良型のシロブチハタ!


この魚、深場のジギングでしか釣ったことないよ~、とエリックもびっくり。




今度はいいサイズのアオノメハタ!

凄い綺麗な模様!



とにかく入れ食い!



今度はコーラルトラウトの赤ちゃん。






少し深場で、重たいバイト!!

ルアーの後ろには、なんと3kg以上あろうかというカスミアジ。

惜しい!


その直後、夷谷氏のフライにもヒット!!





ムネアカクチビ!


魚種の豊富さにも驚かされる。



ナポレオンフィッシュまでフライで釣れてしまった。





そのあと、少し大物が出そうな雰囲気のポイントに移動中、鳥山を発見したので狙ってみると、クイーンフィッシュがバイトしてきたが乗らなかった。
クイーンフィッシュは釣りたい魚であっただけに残念。


目的のポイントに到着。

私は相変わらず入れ食い。


アオノメハタの赤ちゃんに、





ムラサメモンガラ。





しかしここでヒットルアーをロスト。

違うルアーで何とか釣っていると、ベイトキャスティングでGTポッパーを投げていた夷谷氏のルアーの下に巨大な影が浮いてきて、



ズボンッ!!!



なんかすごいのが食った!!



そして浮いてきたのが、まさかのナポレオンフィッシュ!!!






どかーん!!

私は、もうスゲースゲーとはしゃぎ倒し(笑)





いやあ、いいものが見れた。


そして最後に、ポイントの規模は小さいけど出るときは出る、とエリックが言うポイントに行ってみることに。


到着すると、ベイトボールに鳥山が!!

直ぐにキャスト!

がつん!!!

一瞬でルアーをもぎ取られた!!!


夷谷氏のポッパーにヨコスジサワラが出るが乗らない!


しかし、その直後!!



背後でズボーーン!!!

夷谷氏のロッドが火を噴く!





リールのクラッチが吹っ飛び、スプールが逆転してしまうのを親指で止めながらの器用なファイト!

本人曰く、指紋が消えそうになった。(笑)



そうして、やがて浮いてきた巨体は、まぎれもなくGT・・・

私の構えるネットに収まったその巨体は重たかった。

初めて間近で見るGT。

今迄、テレビや写真でしか見たことのなかったその巨体が、今目の前に圧倒的な存在感と迫力をもって横たわっている。

これがGTか!

今まで知った風になっていた自分が恥ずかしい!

なんという迫力!なんちゅうカッコよさや!!!


そして、AbuのアンバサダーでGTという夷谷氏の漢気!!!




感動!

おめでとうございます!!


あまりにも出来過ぎた一日の締めくくり・・・



この一撃でルアーはこんなことに




リールがブッ壊れた氏は、残り二日はフライで通すという。

カッコいいなぁ・・・






ホテルに戻った我々は、この日の釣果と健闘を祝して、乾杯!


ビールは、レッドロースターという、パラオのビール。


このヨーグルトのような不思議なドレッシングや、




〆のフレンチフライ(笑)




デザートもしっかりと腹に収めて、一日が終了した。














つづく













  


Posted by じゅに at 02:34Comments(0)WORLD BIG GAMES