2013年09月09日
楽園を求めて~なんくるないさぁ~Day4西表島編~
ライトタックルの用意をして、民宿でガイドの到着を待った、25日の朝。
じゅにです♪
今回釣りをガイドしてくれるのは、西表島のガイドサービス、「グッド・アウトドア」の白井さん。
白井さんは僕たちと、そんなに歳も離れてませんが、マグロを釣りたくて西表に移住したという強者。
白井さんの提案で、午前中はマングローブでのカヤックフィッシング、午後からはリーフエッジでのシーカヤックフィッシングをすることに♪
彼らのアジトからしばらく車に揺られ、漁港のスロープに到着です。

かっこいいですね~!
僕たち以外にも、カヤックツーリングの方がたくさんおられます。
この漁港にも、かなりの数のミジュンと、それを狙うフィッシュイーターが見えます!
このロケーション。
ワクワクが止まりません

簡単にパドリングの講習を受け、サックーさんは一人乗り艇に、僕とナオキは二人乗りに乗り込み、僕が後ろ。舵とパドルを操作します。
そっそく出航です♪

20分くらい漕ぐと、マングローブの河口に到着します。
やっぱり、ガイドの白井さんは馴れていて早い!

河口のマングローブから撃っていきます。
ペンシルを中心に、小型のミノーなどをマングローブの際に、タイトにキャストしていきます。
雰囲気はいいのですが、なかなか魚からの反応がありません。
時折チェイスがありますが、口を使ってくれず、ノーバイトのまま時間が過ぎていきます。
白井さんも、今日は反応が悪いと言っていました。
マングローブは、釣れるときは釣れて、釣れないときはさっぱりなのだそう。
潮の干満をもろに受けるので仕方ないのですがね。
まあそれでもマングローブのカヤックツーリングを楽しめました^^♪


ナオキも頑張ってパドリングしてました♪

少し早めに見切りをつけ、陸に上がるとスーパースコールが降ってきました!
とりあえずお昼ごはん、というわけで、山の上の公園みたいなところでソーキそばを作ってくれました^^
白井さん自ら採って来たモズクが乗ります!

毎日ソーキそば食べましたが、食べる度に旨くなっていく気がしましたね^^♪
ご覧のとおり、大雨です^^;

雨が止むまで時間があるし、午後からはアウトリーフでの鯛ラバ、ライトジギングだということなので、一旦宿にバイオマスターSW5000PGを取りに行かせてもらい、再び彼らのアジトへ♪
サックーさん、ナオキはレンタルタックルでの鯛ラバです!
ちょうど綺麗に雨も止み、すぐ目の前の浜から意気揚々と出航!
しばらく美しいリーフを漕ぐと、急に海の色が変わります。
最初のエッジでのブレイクは20m弱ですが、そこから先は一気に40、60mと落ち込んでいます。
僕は、やや浅い場所でのジギングからスタート。
ULのバスロッドで、60gの撃投ジグをシャクると、一発でヒット!

鮮やかな赤と尾鰭の模様が印象的なニジハタ♪
サックーさんが、良型のナガジューミーバイ(バラハタ)を揚げる!
その直後、僕にもズドン!!
シャウラ2651R-2がブチ曲がる!
ナガジュー!

良型です!!

風と波でどんどん流れてしまうので、ジグの落とし方に工夫が要りましたが、逆を返せば、どんどん新しいポイントを打って受けるということになります。

綺麗な魚。
このサイズのナガジューはコンスタントに釣れてきますが、小さいのでリリースです。
鯛ラバ+イカの切り身はアタリは多いものの、小っちゃいのが多いみたいでした。
それでも釣れる日は、5kg~のアカジンが釣れたりするそうです。
釣れた魚は白井さんの艇がストリンガーで繋いでくれていました^^
水中撮影してみました♪

ブレイクラインのピッタリ上にカヤックを就けれれば、アタリは連発です♪

気持ちよさそうに浮いてますね~^^
ちなみに、僕の艇と彼らの艇の間で、約20m深くなってます。
ちょうどブレイクラインなのです。
僕も彼らの下に近づきます。

写真を撮って、すぐにジグを投入♪

このサイズのナガジューミーバイでも、タックルがライトなのでめちゃオモローなのです!
この尾鰭!
パラダイス的じゃありませんか。

ちょうどこのあたりから風が出てきて、少しずつ荒れ始めました。
まわりで時折、ウミガメがブフォッと呼吸しに出てきますが、それとは違う、魚のボイルも出始めました!
最初は無視していたのですが、リーフ上でガーラがかなりしつこくミジュンを追い始めたので、我慢できずに頑張って漕いで接近!
ルアーはプレスベイト85。
何とか射程距離に近づき、フルキャストで海面をスキッピングさせて誘います。
数投目、巨大な背中がルアーを横から襲いました!
水深の無いサンゴ礁。
秒殺でした!
PE3号が約1秒でやられちゃいました^^;
震える手で結び直しましたが、それっきり。
向かい風の中、皆の所まで頑張って戻りましたが、ちょっとアタリは止まりがち。
20mラインを風に任せて流しながら、ショアジギの要領でフルキャストし、ボトム付近をスローに誘って何とか一本!

この一匹を最後に、沖上がりすることに♪
波の盛り上がる場所を避けて、無事に全員が沈することなく帰ってきました^^

ストリンガーが壊れて、良型のナガジューを一匹だけ逃がしてしまいましたが、楽しかったなぁ

魚は民宿にお持ち帰りすることにし、グッドアウトドアの皆さんともお別れです。
釣り以外にも、たくさん面白い話をしていただき、ありがとうございました!
宿に戻った僕らは、シャワーを浴びて夕食です。
グルクンの空揚げをはじめ、沖縄料理を堪能しまくりました!
そして再びライトタックルに持ち替え、出撃(笑)
まだカワシビを釣ってないサックーさんに、水路でトレースコースを説明して先にキャストしてもらいました!
一発やぁ!

まずまずのサイズのカワシビです♪
本人曰く、「アクションを入れた瞬間に喰った!」そうです^^
サックーさん、育ってますよ!
もう、立派なルアーマンでっせ!!!
後が続かないので、漁港のスロープに移動すると、一面でボイル^^
しかし、相当偏食しているようで、手を変え、品を変えで頑張りましたが不発に終わりました。
ふと空を見上げると満天の星空。
こんな星空見たことがない。
天の川もはっきりと見えました♪
楽園なのです
帰り道、でっかいオカガニを発見!
とりあえず捕獲!

あまりのパワーに万力ガニと勝手に命名ww
とりあえず変顔!



宿に帰ると、サックーさんと、ナオキは朝釣に備えて就寝。
僕は、宿で仲良くなったお客さんと、宿のお兄さんとリビングでゆんたく(談笑)♪
泡盛(僕は弱いので割りまくり^^)も入り、盛り上がり、12時までって言ってたのにいつの間にか1時半^^
じゃあ2時まで!って言ったのに気づけば2時半^^
知らない者同士がこうやってバカ騒ぎ出来る。
旅は道連れ世は情け。
旅は楽しい
〈Tackle Date〉
ワールドシャウラ2651R-2+バイオマスターSW5000PG+PE3号+60lbリーダー1m
次回!
西表島に別れを告げ、次の島へ!
そこでは人の温もり、他の島とは明らかに違うライフスタイルにびっくり^^
勿論魚も元気だった!
お楽しみに^^♪