2016年05月24日
じゅに’S Expedition ISHIGAKI Isl.!!
お久しぶりでございます!
じゅにです!!
一年で最も仕事が忙しい時期を乗り越え、何とか生きながらえております・・・^^
とはいえ、新米社会人にはかなり辛いことも多く、一時は心が病みかけてしまいました・・・
そこで、休日出勤の代休が溜まりに溜まっていたので、先週の木、金に急遽振替休日を頂けることに!
その休暇を貰ったのが2週間前。
土日もあるので4連休。
さて、どうしたものか。
もちろん釣りに使いたい。
それも、日頃出来ない釣りに。
考えた。
国内でもまだまだ釣っていない憧れのターゲットはたくさん存在する。
その中でも、自分の好きなスタイルで釣っておかなくてはならない魚は何なのか・・・
アカメやイトウなんかは、魅力的ではあるが、少し私のスタイルから外れる気がした。
次にいつ取れるかわからない貴重な連休である。
そう考えると、ふと脳裏にある魚の名前が過ぎった。
「タマン」
和名を、ハマフエフキ。
比較的南方系の魚で、餌釣りでは和歌山県の南紀串本が有名である。
南紀で「タマミ」と呼ばれ、大物狙いのブッコミ釣り師達を熱くさせる。
そのファイトは強靭で、「牛アタリ」や、「牛ファイト」と敬意を込めて呼ぶ人たちもいる。
針掛りすると、一気に根に走る。
時に三脚を薙ぎ倒して竿掛けごと海に引きずりこむ怪物である。
大きくても80cmほどだが、同サイズではあのGTよりも厄介だというのだから、これはもう、本当にヤバい魚のようであるのだ。
そんな猛烈なファイターをルアーで、それもシャローエリアで狙って釣れるのが沖縄地方なのだ。
過去に沖縄のリーフではヒットさせたことはなかったが、今回、メーンターゲットとしてこの魚を選んだ。
さっそく、石垣島フリークとして知られ、幾度となく島に通い続ける釣友であり、かつての学友のガーミンとタキノ君に相談を持ち掛けた。
するとすぐに、「リトルターン」というガイド船を紹介してくれた。
この二人、リトルターンでかなりいい思いをしてきたようだ。

タキノ君と17kgのGT。

ガーミンと完璧なまでのカスミアジ。
さっそく次の日には船長の長島キャプテンに電話をし、2日間チャーターをお願いした。
普段は、GTをはじめとするシャローのトップゲームを得意とするキャプテンであるそうだが、無理を言ってお願いしてしまったのだ(笑)
さらに飛行機、宿も予約し、休暇が決まってから僅か数日ですべての手配が完了した。
ルアーは万全を期したいところ。
様々なシチュエーションを考慮するが、ベースとなるのはこんなところか。

タマンに有効といわれる、赤金ベースのシンキングペンシルや、ミノー。
ちなみに上から3つめは数年前石垣島で手に入れた「オシアミノーリップレス ウチナー魂」。カラーはタマンファイアー。

7~17gのスプーンに、ジャークベイト。
実釣ではスプーンにはバリバスのサクラマス用アシストフックをフロントに付けることとなった。
これらをはじめ、有効と考えられるルアー各種、ソフトルアーも用意した。
ロッドは手持ちのワールドシャウラ2704RS-2をベースに、ライトリグ用に2651R-2も持参。
リールは、バイオマスターSW4000と、レアニウムCI4V2C3000。
スナップにはダイワの耐力スナップ70lbsを採用。
フックもがまかつMHクラスを中心に、根掛かりが多そうなものには、太軸で強力ながまかつのダブルフックを装着。
そしてライン。
今回一番悩んだ点がここ。
本気でタマン一筋の人は、相当太い糸を使うが、船長曰く、やはり太仕掛になればなるほどバイトは減るかもしれないという。
悩んだ末の妥協点は、PE2号に、30lbsのフロロカーボンリーダー。
ライトリグには、PE1号の20lbsフロロカーボンリーダーを採用した。
もちろん、このライトリグもタマンのヒットは十分に考えられる。
気は抜けそうにない(笑)
さて、水曜日の仕事を深夜近くに終え、実家に用意していた荷物を引き取りに行き、ほとんど寝ずに関西国際空港へ。
予報では、私の沖縄入りを見計らったように梅雨入りしているそうだ。
一抹の不安を抱き、朝一番の飛行機に搭乗する。

この日の大阪の天気は晴れ。
というより、日本列島で雨雲が掛かっているのは沖縄だけ、という予報だった。
約2時間15分のフライトで石垣島に到着。
相変わらず近い。
串本より、遥かに近い(笑)
そして、晴れ渡る空。燦々と注ぐ紫外線!
じゅには晴れ男なのだ。

さっそく離島ターミナル行のバスに乗る。
隣の席に腰を掛けた男性とおしゃべり。
大阪から帰ってきた島の人らしい。
そして、島で一番大きな釣具屋「しまつりぐ」の社長さんであった(驚)
聞くと、タマンを始め、フエフキ系の魚は、今がスポーニングのようでこれからいい時期に入っていくという。
いろいろ聞かせてくれたお礼を言い、バスを降り、早速「しまつりぐ」さんへ。
ルアー用品がずらりと並び、流行りだけで商品が入れ替わる内地ではなかなか見られなくなったルアーなんかに心が躍る。
そして手に入れたのがこれ。

沖縄タマンで伝説的名作といわれる、ブルースコードV90。
しかも、琉球スペシャル!!

上が赤金、下がトロピカル。
太軸フックに貫通ワイヤー。
さらに、本島やんばるで、超人気ブロガー「蛙さん」の逸品、蛙スプーン。

タマンキラーとして有名な蛙氏。
やっぱりこのスプーンもタマンキラーであるらしい。
ホテルに荷物を預け、初日はゆっくり石垣の町を散策。
GWも終わり、平日とあって閑散とした町。
しかしこの船が着港し、台湾人観光客を大量導入。
一気に観光地感が出て、楽しくなった(笑)

豪華客船AQUARIUS。
毎週木曜日に石垣島に寄っていくらしい。

超カッコいいのだ。
街が一つそっくりやってきたような賑わいである。
ちなみにもう一隻、沖に超巨大豪華客船も停泊。
昼食はソーキそば。
八重山に来たら、まずはこれだ。

アクセサリーショップで一目惚れしたネックレスを買ったり(今年の新作らしい。店員は相当喜んでおられた。)、小さなカフェに入って休憩したり。

このガーラ(ロウニンアジ)のネックレスに一目惚れであった。
今回のターゲットではないものの、買わずにはいられない。
夜光貝とウッドでできた作品。
海人工房本店でTシャツを買い足し、宿への帰りがけにこんなのを発見。

これは知らなかった。
石垣市には、市のお魚がいたのだ。
それもタマン。
これはリーチが懸かったナ。
この時は本当にそう感じたものだ。
宿でタックルの最終調整(フックを全てバーブレス化、ラインシステム等々)をし、少し仮眠を取って夕飯へ。
ガーミンとタキノ君の勧めで、居酒屋「錦」さんへ。
そこは釣り人たちの集い場。
壁には歴代の大物の写真がびっしりと貼られ、カウンターにはたくさんのルアーが並んでいて、購入することも出来る。
入った瞬間に店主らしき方に、私が釣りバカであることを見抜かれ、カウンターに招かれる。
乾杯。明日の釣果に。
その後はタマンについて、GTについて、ガーミン、タキノ君、その他愛すべき友人たちについて・・・話題は尽きない。
みんな石垣に来てこの店に入り浸っていたのだ。
さらに、明日からお世話になるリトルターンの長島船長まで今日釣れたカツオを持って現れた。
明日も必ず来ます、タマンを釣って・・・
そう約束をして、ほろ酔い気分で宿に戻ったのであった。。
じゅにのExpedition Vol.1 おわり
じゅにです!!
一年で最も仕事が忙しい時期を乗り越え、何とか生きながらえております・・・^^
とはいえ、新米社会人にはかなり辛いことも多く、一時は心が病みかけてしまいました・・・
そこで、休日出勤の代休が溜まりに溜まっていたので、先週の木、金に急遽振替休日を頂けることに!
その休暇を貰ったのが2週間前。
土日もあるので4連休。
さて、どうしたものか。
もちろん釣りに使いたい。
それも、日頃出来ない釣りに。
考えた。
国内でもまだまだ釣っていない憧れのターゲットはたくさん存在する。
その中でも、自分の好きなスタイルで釣っておかなくてはならない魚は何なのか・・・
アカメやイトウなんかは、魅力的ではあるが、少し私のスタイルから外れる気がした。
次にいつ取れるかわからない貴重な連休である。
そう考えると、ふと脳裏にある魚の名前が過ぎった。
「タマン」
和名を、ハマフエフキ。
比較的南方系の魚で、餌釣りでは和歌山県の南紀串本が有名である。
南紀で「タマミ」と呼ばれ、大物狙いのブッコミ釣り師達を熱くさせる。
そのファイトは強靭で、「牛アタリ」や、「牛ファイト」と敬意を込めて呼ぶ人たちもいる。
針掛りすると、一気に根に走る。
時に三脚を薙ぎ倒して竿掛けごと海に引きずりこむ怪物である。
大きくても80cmほどだが、同サイズではあのGTよりも厄介だというのだから、これはもう、本当にヤバい魚のようであるのだ。
そんな猛烈なファイターをルアーで、それもシャローエリアで狙って釣れるのが沖縄地方なのだ。
過去に沖縄のリーフではヒットさせたことはなかったが、今回、メーンターゲットとしてこの魚を選んだ。
さっそく、石垣島フリークとして知られ、幾度となく島に通い続ける釣友であり、かつての学友のガーミンとタキノ君に相談を持ち掛けた。
するとすぐに、「リトルターン」というガイド船を紹介してくれた。
この二人、リトルターンでかなりいい思いをしてきたようだ。

タキノ君と17kgのGT。

ガーミンと完璧なまでのカスミアジ。
さっそく次の日には船長の長島キャプテンに電話をし、2日間チャーターをお願いした。
普段は、GTをはじめとするシャローのトップゲームを得意とするキャプテンであるそうだが、無理を言ってお願いしてしまったのだ(笑)
さらに飛行機、宿も予約し、休暇が決まってから僅か数日ですべての手配が完了した。
ルアーは万全を期したいところ。
様々なシチュエーションを考慮するが、ベースとなるのはこんなところか。

タマンに有効といわれる、赤金ベースのシンキングペンシルや、ミノー。
ちなみに上から3つめは数年前石垣島で手に入れた「オシアミノーリップレス ウチナー魂」。カラーはタマンファイアー。

7~17gのスプーンに、ジャークベイト。
実釣ではスプーンにはバリバスのサクラマス用アシストフックをフロントに付けることとなった。
これらをはじめ、有効と考えられるルアー各種、ソフトルアーも用意した。
ロッドは手持ちのワールドシャウラ2704RS-2をベースに、ライトリグ用に2651R-2も持参。
リールは、バイオマスターSW4000と、レアニウムCI4V2C3000。
スナップにはダイワの耐力スナップ70lbsを採用。
フックもがまかつMHクラスを中心に、根掛かりが多そうなものには、太軸で強力ながまかつのダブルフックを装着。
そしてライン。
今回一番悩んだ点がここ。
本気でタマン一筋の人は、相当太い糸を使うが、船長曰く、やはり太仕掛になればなるほどバイトは減るかもしれないという。
悩んだ末の妥協点は、PE2号に、30lbsのフロロカーボンリーダー。
ライトリグには、PE1号の20lbsフロロカーボンリーダーを採用した。
もちろん、このライトリグもタマンのヒットは十分に考えられる。
気は抜けそうにない(笑)
さて、水曜日の仕事を深夜近くに終え、実家に用意していた荷物を引き取りに行き、ほとんど寝ずに関西国際空港へ。
予報では、私の沖縄入りを見計らったように梅雨入りしているそうだ。
一抹の不安を抱き、朝一番の飛行機に搭乗する。

この日の大阪の天気は晴れ。
というより、日本列島で雨雲が掛かっているのは沖縄だけ、という予報だった。
約2時間15分のフライトで石垣島に到着。
相変わらず近い。
串本より、遥かに近い(笑)
そして、晴れ渡る空。燦々と注ぐ紫外線!
じゅには晴れ男なのだ。

さっそく離島ターミナル行のバスに乗る。
隣の席に腰を掛けた男性とおしゃべり。
大阪から帰ってきた島の人らしい。
そして、島で一番大きな釣具屋「しまつりぐ」の社長さんであった(驚)
聞くと、タマンを始め、フエフキ系の魚は、今がスポーニングのようでこれからいい時期に入っていくという。
いろいろ聞かせてくれたお礼を言い、バスを降り、早速「しまつりぐ」さんへ。
ルアー用品がずらりと並び、流行りだけで商品が入れ替わる内地ではなかなか見られなくなったルアーなんかに心が躍る。
そして手に入れたのがこれ。

沖縄タマンで伝説的名作といわれる、ブルースコードV90。
しかも、琉球スペシャル!!

上が赤金、下がトロピカル。
太軸フックに貫通ワイヤー。
さらに、本島やんばるで、超人気ブロガー「蛙さん」の逸品、蛙スプーン。

タマンキラーとして有名な蛙氏。
やっぱりこのスプーンもタマンキラーであるらしい。
ホテルに荷物を預け、初日はゆっくり石垣の町を散策。
GWも終わり、平日とあって閑散とした町。
しかしこの船が着港し、台湾人観光客を大量導入。
一気に観光地感が出て、楽しくなった(笑)

豪華客船AQUARIUS。
毎週木曜日に石垣島に寄っていくらしい。

超カッコいいのだ。
街が一つそっくりやってきたような賑わいである。
ちなみにもう一隻、沖に超巨大豪華客船も停泊。
昼食はソーキそば。
八重山に来たら、まずはこれだ。

アクセサリーショップで一目惚れしたネックレスを買ったり(今年の新作らしい。店員は相当喜んでおられた。)、小さなカフェに入って休憩したり。

このガーラ(ロウニンアジ)のネックレスに一目惚れであった。
今回のターゲットではないものの、買わずにはいられない。
夜光貝とウッドでできた作品。
海人工房本店でTシャツを買い足し、宿への帰りがけにこんなのを発見。

これは知らなかった。
石垣市には、市のお魚がいたのだ。
それもタマン。
これはリーチが懸かったナ。
この時は本当にそう感じたものだ。
宿でタックルの最終調整(フックを全てバーブレス化、ラインシステム等々)をし、少し仮眠を取って夕飯へ。
ガーミンとタキノ君の勧めで、居酒屋「錦」さんへ。
そこは釣り人たちの集い場。
壁には歴代の大物の写真がびっしりと貼られ、カウンターにはたくさんのルアーが並んでいて、購入することも出来る。
入った瞬間に店主らしき方に、私が釣りバカであることを見抜かれ、カウンターに招かれる。
乾杯。明日の釣果に。
その後はタマンについて、GTについて、ガーミン、タキノ君、その他愛すべき友人たちについて・・・話題は尽きない。
みんな石垣に来てこの店に入り浸っていたのだ。
さらに、明日からお世話になるリトルターンの長島船長まで今日釣れたカツオを持って現れた。
明日も必ず来ます、タマンを釣って・・・
そう約束をして、ほろ酔い気分で宿に戻ったのであった。。
じゅにのExpedition Vol.1 おわり