2013年11月12日
楽園を求めて~最後の楽園!Day6&7鳩間島編~
ずいぶんとご無沙汰しておりました。
一ヶ月以上もの間、釣りにもほとんど行かずに、いったいじゅには何をしていたのか・・・
この一月、いろいろなことがあったなぁ
その代表格ともいえるイベント、それは学祭。
今年度でサークルも引退となるので、実質最後の学園祭。
悔いの残らない、最高のイベントとなりました。
準備中も毎日真っ暗になるまで学校で作業して、本番に胸を膨らませたり、、終わってからの打ち上げでは、夜の難波の街で訳が分からなくなるほど美味い酒を飲んだこと。。。
こうやって楽しい時を一緒に過ごせる、「仲間」に出会えた奇跡。
僕は胸を張って幸せだと言える!
その他にも、サークルの合宿で奈良の吉野や、和歌山は白浜に行ったこと、ゼミの実習で東シナ海の洋上で一週間過ごしたこと。。。
釣りそっちのけで楽しみつくした一月でした!
こんなにも盛りだくさんの日々ではありましたが、沖縄の記憶は未だ、はっきりと脳裏に焼き付いている。
今更・・・と思われるかもしれないが、沖縄八重山の最後の思い出を記したい。
ヤシガニを喰い、おいしい酒で盛り上がった夜も終わり、鳩間島での二日目の朝を迎える。
なにやらガサガサと騒がしいので目を覚ますと、サックーさんとナオキが僕を出し抜いて、いそいそと竿を片手に民宿を出ていくところだった。
二日酔いなのか、朦朧とする頭を無理やり起こして、庭に立てていたロッドを手に後を追う。
島に唯一の港。
朝焼けに包まれる。

しばらく待っていると、港の端でミジュンが慌てて逃げ始める。
それに向かってジグミノーをロングキャストし、海面直下を早巻きで狙う。
数投目、ドスン!!
コルトスナイパーがブチ曲がり、ファイトを開始しようとしたところでフックオフ!
ルアーにはくっきりと歯形が刻まれた。。
ボイルが射程内に入ったのは一瞬で、それからはノーバイト。
またしてもガーラを手中にすることはできなかった。
民宿「まるだい」に戻って朝食を頂き、僕はシュノーケルを、二人はロッドを手に浜へ向かいます。

牛が居てます。

のどかな朝です。
朝の浜には、何処までも爽やかな風が吹いていました。

僕が海中を泳いで、二人がルアーを投げてます。

ナオキにシジャーがヒット(笑)

オリンパスToughを買っておいてよかったです^^

おめでとうっ!

空も海も、真っ青です。


ちょっとしたサンゴの群落にも魚がいっぱい。

クマノミにも会えました♪

浅瀬にも魚がいっぱい!

心行くまでこの時間を楽しみました^^







天国のような景色でした。
さあ、お昼前に一旦切り上げ、ボートからの釣りに備えます。
実は前日に、港にて出会ったおじさんとナオキが意気投合。我々がまるだいに泊まっている話をすると、船に乗せてくれることになったのだ。
思わぬ幸運!
出航です!


海に出てみると、島の周りのいたるところで低気圧が発生しているのが解ります。
台風接近の兆しか・・・
一抹の不安をよそに、船は走ります!

リーフの上でエンジンを止め、エッジまで風と潮で流していく、「流し釣り」です。
石垣島で手に入れた格安のワームでライトテキサスを試します。
で、すぐに反応があります♪

派手すぎます(笑)
イシミーバイもぽつぽつと混じります♪

だいたいは着底するまでに喰ってます(笑)
そして一投ごとにワームがぼろぼろにされます^^;
ひったくるバイト!

ちっちゃいクチナジ。このサイズでもよく引くなぁ!
啄ばむバイトの中に、フッキングのタイミングを見計らう釣りです。
強烈なファイトで上がってきた魚は、これまた強烈でした!


この類の魚が無限に釣れてきます^^
この日は序盤、じゅにの一人勝ち状態。
ナオキもイシミーバイをゲット♪

段々と雲行きが怪しくなり、遠くでは天から一本の黒い線が海におりていました。竜巻です!
目の前の海がざわつきます!
キャプテンが5,4,3、、、カウントダウン。
0!
の瞬間にスコールでずぶ濡れに^^
再びカウントダウン。
5,4,3、、、
0!
の瞬間に晴れ!^^
雨と晴がくっきり分かれています(笑)
少し深場に移動しました。
ジグに切り替え、ボトムを探るとすぐに喰ってきます♪

そろそろ終了の時間。
と、ここにきて沈黙を守っていたサックーさんのロッドが火を噴く!!
声援を掛けるしかできない。
凄い引きだ!
でもリールは巻けているから大丈夫そう!
間違いなくこの旅のハイライトだぁっ!!!

いいサイズのアカジン!!
安物グラブを5号の中通錘2連結のヘビーテキサス・リグでの釣果!
おめでとうございます!!!
これを最後に港に戻ります。
石垣行きの船に乗り遅れては大変です。

民宿に戻り、荷物をまとめます。

と、その間に、今釣れたばかりのアカジンを刺身にして出してくれました!!

しかも、皮つきの方は軽く炙ってくれています♪
醤油、わさび、シークアーサーを搾っていただきます^^

本当に幸せな二日間でした。
もっと連泊してゆっくりしたいなぁって思いました。
島に別れを告げ、石垣に戻った僕らはカプセルホテルにチェックインした後、鳩間島で出会った師匠に夕食に誘っていただきました!
師匠は三線の名人!
釣り仲間の島人も合流!
その方も三線の名人!
流れる島唄!次々と運ばれてくる旨い島の料理の数々!!
ドンチャカ騒ぎで、僕らの初めての沖縄旅行の最終夜は最高に楽しいものになりました!^^


翌朝、目覚めると外は雨。
一日遅れると飛行機は飛ばなかったかもしれない。
沖縄よ、最高の思い出を、ありがとう

じゅにの~楽園を求めて 沖縄編~ 完。